民放がつぶれる時 3

あはははは! これが笑わずに居られるだろうか。

先日の国会の閉会中審査で、加計学園問題が取り上げられて、野党側は文科省と内閣府を質問攻めにする一方で、与党は参考人として呼んだ前川元事務次官と加戸元愛媛県知事を質問した。

この時はNHKでノーカット中継され、かつインターネットではYouTubeで動画が流されたが、各報道メディアは自社の「美味しいとこ取り」編集で見事に民意誘導している実態が一覧表となって暴露されちゃった。

DAPPI(@take_off_dress)さんがツイッターに公開した「加計学園問題に関する参考人招致における各メディアの加戸愛媛県知事の取り上げ方」が話題になっている。

ツイートはこうだ。

「加戸前愛媛県知事の参考人招致での発言を隠そうとするマスコミの報道姿勢が露骨です。加戸さんの「国家戦略特区で歪められていた行政が正された」や「加計学園の事務局長と愛媛県議が友達だったのがきっかけ」や「愛媛県は12年前から加計ありき」という主張をマスコミはなぜ取り上げない!」というもの。

そこで、参考人の発言を正しく報道したか否かの一覧表が出て来ることになる。表の内容はこうだ。

■NHKニュースウォッチ9:×

■日テレNEWS ZERO:△

■テレ朝 報道ステーション:△

■TBS NEWS23  :△

■フジテレビ ユアタイム :○

■テレビ東京 WBS   :×

■東京新聞        :○

■読売新聞        :○

■朝日新聞        :×

■毎日新聞        :×

■産経新聞        :○

■日本経済新聞      :×

※×=1秒の放送も1字の印刷もなかった社。

これは見事な集計だ。全チャンネル録画と、コンビニで主要紙の買い込みによって得られた結果だろう。

虎ノ門ニュースでも言っていたが、朝日新聞は加戸の「カ」の字も載せていなかったらしい。

前川前文部事務次官が「官邸によって行政が歪められた」と主張したことに対して、加戸前愛媛県知事は「歪められていた行政を岩盤規制の突破によって正された」と全く逆の主張をしたことについて、各社が都合の良い部分だけをつまみ食いしたのか、公平に扱ったのかという違いだ。世間でも薄々と「あそことあそこは左巻きだからね」という雰囲気は以前からありはした。しかしここまで明白に色分けされては「誰の企みだったのか」が一目瞭然になってしまった。

民進党の玉木議員が旗振り役になっていたこの問題は、要らぬ追求をしたばかりに獣医師会からの政治献金が露呈した。だからこの参考人招致で前川と加戸の意見が真っ向から対立したことで玉木の立場が完全に消えてなくなった。あれらの目的は安倍内閣の足を引っ張ることだったのであって、獣医学部が新設されようがされまいがそんなの知ったことではなかったわけだ。しかし個人的には玉木の実家が獣医師だということで利害関係のど真ん中に居たことになる。何と情けない話だろうか。

野党は官邸の足を引っ張ることが目的だったから文科省や内閣府を追求したが、本題は文書の有無ではなく獣医学部の新設の是非だった。そこにメスが入ったために各メディアが「どこまで報じるべきか」で悩んだのだろうと推測される。

そしてここまではっきりとした一覧表が出て来るとは予想だにしていなかったことだろう。

加戸前知事のコメントだ。「(前川氏の)『行政がゆがめられた』という発言は、私に言わせますと、少なくとも獣医学部の問題で強烈な岩盤規制のために10年間、我慢させられてきた岩盤にドリルで国家戦略特区が穴を開けて頂いたということで、『ゆがめられた行政が正された』というのが正しい発言ではないのかなと思います」「私の知事の任期の終わりの方に、民主党(当時)政権が誕生して『自民党じゃできない、自分たちがやる』と頑張ってくれた。(中略)ところが、自民党政権に返り咲いても何も動いていない。何もしないで、ただ今治だけにブレーキをかける。それが、既得権益の擁護団体なのかと、悔しい思いを抱えてきた」

つまり民主党政権の時に動き出していた計画が、自民党政権に戻ってから動きが止められた、ということであって、民進党が内閣を攻撃しようと思えば「なぜ止めたのか!」と主張するのが本当であって攻撃方法が逆になってしまっている。前川を含む行政府を攻撃しなければならない立場にあったのだ。それを(天下り斡旋で処分された)前川の腹立ちに利用されて、攻撃すべき相手とグルになって組んでしまった。戦い方を知らないアホの集団が民進党なのである。

ところがマスコミの中に民進党の「内閣攻撃」に上乗りしようとしていた社があって、そうした卑怯者が上記の×を招く結果となった。

あれだけ韓国贔屓を繰り返していたフジテレビが意外にも○を付けている。ユアタイムで何が語られたのか振り返ってみよう。JCASTニュースが報じている。

『情報番組「ユアタイム」(フジテレビ系)で、番組MCを務めるタレントの市川紗椰さん(30)は、加戸氏の答弁について、「私が印象的だったのは、加戸前愛媛県知事です。なんか、それがすべてだったのかなって気もした。経緯を丁寧に説明していて、辻褄が合うんですよね、議事録とかを見ると。なんか、いいのかなって、納得しちゃいました」と発言し、国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏が、加計学園をめぐる問題を報じるメディアへの「苦言」を漏らした。「ただどうしても、野党による内閣への追及ということで、ショーアップに加担して尻馬に乗ってしまったように思います。だから下手をすると、今回信頼を失うのは自民党というよりも、メディアが敗者になる可能性があります。(メディアは)本来の機能を果たしてこなかったんじゃないか、エンターテインメントと報道を混同してまったのではないか。そう自戒を込めて思います」こうした発言を受け、市川さんは「この問題について話す人は、目の前にある材料というよりも、安倍総理が好きか嫌いかだけでポジションを取っているような...」との感想を漏らしていた。』

新聞は購読者が取捨選択できるから、ある程度の偏向報道は許されているが、読むべき新聞がどれなのかは上記を参考にすると良いだろう。(しんぶん赤旗が入っていなかったのは残念だが←コレ冗談)しかしNHKを含む放送局は放送法という縛りがあって偏向報道は許されていない。TBSが「自主規制だ」と開き直ったらしいが、これでは放送権認可の取り消しにつながる可能性が高い。韓国から外資が逃げ出しているとよく聞くが、TBSに広告料を払っているスポンサーも脱出を急ぐべきなのかも知れない。

だって民進党が安倍首相ひとりを目の敵にしているのは「テロ等準備罪」だったのであって、その法律はすでに施行されてしまっている。敗者復活はまず望めないだろう。

前回のブログ『サスペンス劇場 容疑者登場』で藤江陽子の名を取り上げたが、各大学への補助金と許認可権で支配力を保って来た文科省が、その力を維持するために官邸から横やりを入れられたくないわけ。行政の主導権は官邸ではなく霞が関に置いておく必要があったわけ。愛媛県も今治市も黙らせておく必要があったわけで、今回の前知事の発言もマスメディアから抹殺する必要があったということであり、そのことがバレバレになったいま、文科省という行政組織そのものが危うくなって来る。

話は飛ぶが『うさぎ国の粘土細工』という可愛いブログがある。そこに「動物病院」との記事があって、病気のペットを動物病院に連れて行ったが軽い診断の誤診を受けたという。別の病院を受診したら詳しく診てもらえたと書いてあった。
ご大層に医師の数を制限しようとしても、獣医なんてピンキリなんだということが良くわかる記事だった。(ピーちゃんこさん、ありがとう)http://piko923.blog.fc2.com/

新聞テレビが冬の時代に入っていると言われている。そこからの脱却のヒントを「ユアタイム」が示したのかも知れない。フジテレビの役員たちよ、目を覚ませ。(眠ったまま死ぬという方法もありはするが)

それにつけても、愉快、愉快。



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