獅子身中の虫

日本は危機に及ぶと歴史的に『神風が吹く』とされている。

いきなり何の話をするのかと驚かれるかも知れないが、日本は国家的な危機に瀕した時は例外なく『神風』で守られて来たと信じている。そうでなければ皇室がこれほど続くはずがない。

確かに源氏と平家という血筋争いや、南北朝の争いなどもありはした。しかしそのことは宮家がそれだけ多かったということであって、太平洋戦争に勝利したアメリカが「男系宮家」を制限しようとしたそもそもの原因になっている。

『神風』が日本を守るのであれば、なぜ戦争に負けたのかと思われるだろう。あのまま軍事国家が継続していた場合と現在の日本の姿を比較した場合、『神風』は吹いたのか吹かなかったのかだ。私はナガサキの被爆者二世であり、伊達や酔狂で言っているわけではない。

戊辰戦争では日本は二分したけれど、いつでも「結果オーライ」にしか向いて来なかったし、日本という国はれっきとして続いて来た。

GHQが残して行った「日本国憲法」にせよ「War Guilt Information Program」にせよ、日本という国体までは破壊することができなかった。戦後の日本に左翼集団ができたとしても彼らには実力が備わっていない。ただ騒ぎ回っているだけだ。

日本は見えない力で守られている、いにしえの昔から。

何度も何度も危機に瀕した日本だが、決して国家が断絶することはなかった。その点では中国や朝鮮は逆立ちしても日本には敵わない。それは天皇家が継続していたからだ。

邪悪な組織が日本の継続性を絶とうとしても、必ず失敗することになっている。それは歴史が証明していること。

この点が今の安倍政権の強い後ろ盾になっている。どんな破壊工作を仕掛けられても、決して動じない。韓国のムンが何と言おうと、民進党の野田が何と言おうと。

加計学園問題で安倍政権の足元をすくおうとした玉木だったが、獣医学部の認可を1校にせよと言ったのが獣医学会自身だったことが暴露されている。ほら、一人また一人と民進党から人材が消えて行く。これが『神風』なのである。



ただ、日本国民は『神風』に安心して自らの務めを怠るととんでもない方向に進みかねない。次期皇后陛下の親が外務省関係者だからだ。

財務省の増税案を否定した安倍政権は、文科省の木っ端役人から嫌がらせを受けている。つまり官僚の利権を政治が取り上げようとしていることに霞が関が猛烈な反発をしている。次に来るのは皇后陛下の父親がいる外務省だろう。これは手強い相手になりかねない。

そもそも民進党や社民党は日本の天皇制に否定的だったのであり共産党の思うつぼだ。その皇室の中心部で外務省が発言力を増して来るとどういう結果につながるか。

宮内庁は総理府と同じように各省庁からの出向で成り立っていて、宮内庁での外務官僚の存在価値が高くなることが予想される。

「天皇陛下は外国人移民を増やせと思召されている」とか「外国人参政権を認めてはどうか」といったスクープがNHKに持ち込まれる日が来るかも知れない。

皇室が政治的発言をすることはタブーなのだが、それはGHQが残して行ったこと。安倍政権が憲法改正をするのであれば、天皇陛下が政治に口出しする方向に向くことだってありうるだろう。そうでないとしても「裏が取れないスクープ」は皇室に関してはあり得ないことではない。

『神風』が皇室を守って来たと言っても、結局は日本国民を守って来たことになるのであって、今の日本人の本当の敵はどこにいるのかをはっきりと認識しておくべきだろう。



「獅子身中の虫」が白い手袋をしてタスキを掛けている。




スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR