虚偽報道

「ストローマン(straw man)」という言葉がある。「藁人形論法」とか「カカシ論法」などとも言われる。要するに「簡単に論破されてしまう単純構造のひ弱な論法」というほどの意味である。

Wikipedia を見てみよう。

(引用ここから)

相手の意見の一部を誤解してみせたり、正しく引用することなく歪める、または一部のみを取り上げて誇大に解釈すれば、その意見に反論することは容易になる。この場合、第三者からみれば一見すると反論が妥当であるように思われるため、人々を説得する際に有効なテクニックとして用いられることがある。これは論法としては論点のすり替えにあたる誤謬(*ごびゅう=一見正しく見せかけた間違った論理)であり、無意識でおこなっていれば論証上の誤り(非形式的誤謬)となるが、意図的におこなっていればそれは詭弁(*きべん=不合理なごまかしの論理)である。

しばしば、感情に訴える論法やチェリー・ピッキング(*数多くの事例の中から自らの論証に有利な事例のみを並べ立てることで、命題を論証しようとする論理上の誤謬、あるいは詭弁術)のような他の誤りとともに用いられる。相手の発言を元の文脈を無視して引用し、本来の意味とは異なる印象を与えるよう提示することをクオート・マイニングと呼ぶが、クオート・マイニングに基づいて批判すればこれもストローマンの一種である。

マスメディアにおいても、対抗意見を充分に取材せず、独自に解釈した反論を両論併記などの形でしばしば報道に取り入れられている。

【簡単な例】

X:私は雨の日が嫌いだ。
Y:もし雨が降らなかったら干ばつで農作物は枯れ、ダムは枯渇し我々はみな餓死することになるが、それでもX氏は雨など無くなったほうが良いと言うのであろうか。

(引用ここまで・*カッコ内筆者注)

相手の主張の一部だけを故意に捻じ曲げて自分に都合の良い方向へ誘導しようとする幼稚な論法は、すみやかに論破される運命にあって議論する価値がない。

「あいつとは関わり合いになりたくない」という相手がどこにでもいるが、事実とは異なる方向へ誘導したがるのは、国にも放送局にも政党にも散見される。「ストロー(藁)」と揶揄されるのだから中身のない空っぽで論理的な積み重ねを持ち合わせていない。

かつてプロレス中継という予定調和の作り事を中継して言葉を羅列するだけの安物アナウンサーだった男が報道番組を担当した。そもそもこの番組、歌謡番組で司会を務めた半ば芸人のような男が居たもので、放送局の親会社も「ストロー」で有名な新聞社。

世の中の出来事を正しく把握するには、この番組や新聞社に期待しても無意味だ。

世間の真実や事実を、ある特定の目的で別の意味で報道し民意を誘導しようとする。在日朝鮮・韓国人の犯罪を報じるにしても日本名(通名)でのみ伝えて本名を隠そうとする。政権与党の出す法案について国民が反対するように持って行く。中国漁船の体当たりは隠蔽しようとしながら中国公船の侵犯を報じない。沖縄の反対運動を報じない。福島第一原発の故吉田所長の発言を捻じ曲げる。これらはすべて「ストローマン」なのである。

そして、いまだに新聞テレビにしか情報を求めない世代がこの「ストローマン」に騙されてゆく。先日は「街角のおばさん」」と表記したが。これは振り込め詐欺や還付金詐欺よりも悪質で、皇室の在り方にまで触手を伸ばそうとしているのだから、あまり安易には考えない方が良い。日本という国体の根底をくつがえそうとしている。だから「安倍政治を許さない」となるわけだ。

「台湾」や「関東大震災」をテーマにした特集番組を組んだ放送局もあったが、歴史的事実に背を向けて虚偽を伝えようとした。即座に「それは違う!」という批判が殺到したが、騙される人は騙された。なぜならば批判があった事実は報道されないからだ。

この「ストローマン」は左翼の常套手段であって、プロパガンダと言い換えることもできるだろう。

そのプロパガンダに汚染された国連人権委員会の特別報告者なる者が、カネをつかまされたのか弱みを握られたのか、次から次と日本を貶めようと攻撃して来る。第二第三の仙谷由人がやって来る。

これまでの日本外務省がなかなか反論しなかったことから世界はプロパガンダを信じ込んでしまったが、日本人女子高生が売春をしているだの報道の自由が奪われているだのと「どう考えても本当じゃなさそうだ」と世界が思い始めた。

ある報道番組ではこのようなタイトルが付いた。「禁じ手で『共謀罪』成立」。このタイトルだけで二つの虚偽がある。野球でフォアボールのことを「禁じ手」とは呼ばないように、国会で通った法案のどこに「禁じ手」があっただろうか。「共謀罪」というのも事実ではない。「改正組織犯罪処罰法」が正しい。短いタイトルに二つの虚偽が込められているのだから観る前から言いたいことはわかっている。世の中の事実を伝える気は最初から持ち合わせていない「ストローマン」だからである。いや「藁人形論法」の方が当たっている気がする。恥は本人が知る前に周知の事実になっている。

「居酒屋で」「山菜狩りで」などといったまやかしで民意を誘導しようとしている。とんだポンコツ報道だ。
戦時中の大本営発表は政府が報道をゆがめていた。その代理人になったのが共同通信であり朝日新聞だった。戦後はその反対で報道機関みずからが報道をゆがめている。これを「逆報道規制」と呼ぶ。これもまた共同通信と朝日新聞が中心になっている。
日本において報道の自由が侵されているとしたら、それは報道側に原因があるということになる。

北朝鮮はミサイルを発射し、中国公船は毎日やって来る。こうした状況下の日本をどこかおかしな方向に誘導しようとする目的がどこにあるかは予想が付く。「カカシ」がどっちを向いているかだ。





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