Justice

「order(命令)があったのか」「no」

「direct(指示)があったのか」「no」

「では彼は何と言ったのか」「hope(望む)」

この質疑応答は、実はアメリカ連邦捜査局(FBI)長官を解任されたコミー氏がアメリカ上院情報特別委員会の公聴会で証言した一コマである。

これはFBIによるいわゆる「ロシアゲート」の捜査を中止しろと言ったとされるトランプ大統領の発言が司法妨害に該当するかどうかの質疑であり、その結果次第では大統領への弾劾に発展することとなる重要な証言だった。

しかしアメリカ人気質のコミー氏は「honesty(正直)」と「justice(正義)」のかたまりのような人物で自己の立場を守るための発言をしなかった。それが美学というものだ。

中止の要請が大統領の弾劾につながりかねない「司法妨害」にあたるかどうかについての質問では「妨害の試みだったかどうかは私が述べるべきでない」と言及を避け、モラー特別検察官の捜査に委ねる考えを示したものの、トランプ氏からフリン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)の捜査中止を求められたとしている。この要請について、コミー氏は命令ではなかったものの「指示だと受けとめた」と述べた。

ここで重要になって来るのは「『指示』だと受け止めた」という部分ではなく「指示だと『受け止めた』」という部分だ。つまりトランプ大統領が『指示』をしたかどうかは明確ではなく『受け止めた』側の忖度(そんたく)があったであろうことを示している。

ドナルド・トランプ本人がどういうつもりで「hope」と言ったのかは不明だが、明らかに「指示」をしているわけではなく「受け止め」ている。だからコミー氏はその場で聞き直す、あるいは確認すべき場面にあったことがわかる。「これは指示もしくは命令ですか?」と。

職場の上下関係でもよくあることなのだが、指示・命令をする側は言葉を濁すことがある。「私が何を言っているか、わかるだろう君」というやつだ。

ところがここで愚直なまでに「ご指示の確認をさせて頂きたいのですが」と言えば上司の考えがはっきりする。つまり「もう君には頼まない」となるか「え? 何のことだい?」となるかだ。勝手に部下が忖度しても、上司の本音はそんな所にはなかった可能性もあるということだ。

コミー氏がアメリカ人を代表するようなjusticeの人だと申し上げたが、このあたりでは非常に日本人っぽい面がある。その場の空気を察知して自分流に解釈してしまったという失敗を犯したということだ。

私はここでトランプ氏を擁護しているのではない。まったく同じことが日本で起こっているからだ。

歌舞伎町の連れ出しバーに自腹でこっそり通っていた役人が、「官邸の真意は特定大学に便宜を図ろうとした」と言いつのっているが、その証拠物は継ぎ接ぎだらけの非公式文書であって文書番号も記名もない。ひどく低級な嫌がらせの可能性を色濃くさせている。

怒り心頭に発した官邸が文科省の再調査を持ち出したので、それを要求し続けていた民進党はいきなり顔面蒼白になっている。「やれるもんならやってみろ!」「そこまで言うならやってやろうじゃないか」「え?」

たぶんコレで加計学園問題は問題解決で完全鎮火となり、菅官房長官の圧勝に終わる。

それが直後におこなわれる東京都議会議員選挙に影響して、民進党の看板を背負った候補者は「シロアリ消毒」で絶滅し、やがて蓮舫代表の責任問題へと発展する。

しかも自民党に離党届を提出した小池都知事に住民監査請求が出されて「都民ファースト」は背水の陣になっている。「これ以上協力することは得策なのだろうか」とK明党が考えても不思議ではなくなっている。




農水省でも厚労省でもないただの文科省ごときの木っ端役人が、大学の獣医学部の新設に口を出すからいけない。文科省がそういった体たらくだから竹島教科書問題で韓国が舐めて来る。

自分の仕事もできない男が他人の分野に口を出しても叩き落とされるのがオチだ。

おいおい、文科省の「科学」ってのは前身が科学技術庁だったから確か原子力行政をやっていたよね。茨城県の大洗町にある「日本原研」で被ばく事故が発生したとして水戸労基局(厚労省)が動いたという話じゃないか。文科省の役人が連れ出しバーに通う余裕を見せてた頃に、数十年も使用済み核燃料が管理されずに放置されてたというじゃない。「被ばく」したしないの問題以前だよ。各大学の原子力工学部にどれだけの補助金を出していたのさ。厚労省どころか経産省にも飛び火するぞ。とんだ「石潰し」だ。

徳川幕府の頃であれば「家名断絶・お家取り潰し」ってとこだ。首を洗って待ってるが良い。

ただね、ここへ来て築地の魚屋が騒いでるじゃいか。「豊洲に移転できない出費がかさんでるぞ」って。それはそれで無理もない話なんだけど、ちょっと視線の角度を変えてみようか。
あの連れ出しバーに通ってた文科省の役人の実家ってどんなのか知ってる?
御祖父さんが1924年に創業したのが産業用冷凍庫の機械メーカーである前川産業。世界各地に生産拠点を構える大企業に成長して二代目をその子(役人の父)が継いだ。今は「イーストプラント㈱」という社名に変更してるけど、その納入先ってのはグリコアイスだとか㈱ロッテだのアサヒビール㈱だのキッコーマンだのプリマハムだの錚々たる食品メーカーに食い込んでいる知られざる大企業。

その買春疑惑の役人の妹は前川産業の二代目の娘として中曽根弘文の妻に納まった。中曽根弘文ってのは第126・127代の文部大臣で、第59代の科学技術庁長官を務めた人物。中曽根の父親が科技庁でアメリカの原発導入に尽力した話は有名。

このイーストプラント㈱(前・前川産業)の納入先のリストの中に「ホウスイ豊洲」というものがある。ずばり豊洲の新市場に建設された冷凍倉庫のことで、ホウスイは豊洲市場に70億円かけて高さ約40mの「豊洲冷蔵庫」を新設している。昨年8月に電源を入れたが小池都政によって中身は空っぽで毎月の電気代や土地代などで毎月約1500万から2000万円の損失が出ているとしている。

この損失によってホウスイの経営が悪化すれば、それはイーストプラント㈱への建設費支払いにも影響しかねない。
建築業界ではいまだに手形取引が常態化してるから、何ヵ月サイトか知らないけど、そろそろイーストプラントの経理も手元の手形の決済にジリジリし始めているはず。裏書きすればそれだけ利益が減るから重役会議の対象になる。

まだわからんよ、豊洲のことは東京都だし、破廉恥役人が騒いでいるのはあくまでも国政のことだから。しかし、中曽根元文部大臣の名前が挙がったりすると、これって案外根が深いのかも知れないと思えて来る。
築地の魚屋の任侠の話で終わらせようとしている女性評論家もいるが、果たしてそのへんどうなのだろうか。

日本の「正義」はどうやって確保すれば良いだろう。



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