続々砂利利権

1990年という時期がいろんな事の始まりを見せた時期であるということがわかって来た。いろんなと言うよりも根っこはつながっているのだが、先に掲載した『砂利利権』で取り上げた「金丸訪朝団」がこの1990年に該当する。

1990年に訪日した韓国の盧泰愚大統領や翌1991年に訪韓した海部俊樹首相なども推進の意向を示すなど、日韓双方で話し合われたのは日韓海底トンネル計画だったが、これには統一教会が絡んでいた。いかにして日本から資金を巻き上げようかとする魂胆が明々白々の計画だった。
2000年には韓国の金大中大統領が自治体首長会議で海底トンネル建設案について肯定的な発言をしていると報じられ、同年9月の訪日の際、「日韓海底トンネル建設」の構想を日本の森喜朗首相に提唱した。
同年10月、韓国ソウルで開催された第3回アジア欧州会合(ASEM)首脳会合で、森喜朗首相が日韓トンネルの共同建設を韓国側に提案した。森という男は巨大プロジェクトに首を突っ込みだがる習性を持つただの老害でしかない。
結局この巨額の予算が必要となる国家間計画は韓国側の反日政策でとん挫して、韓国だけがいまだに「日本が言い出した話だ」としてしがみついている計画である。とても実現するとは思えない。

そして、それまで誰も知らなかった従軍慰安婦強制連行という問題が一気に騒がれはじめられたのもこの時期と重なって来る。

いわゆる従軍慰安婦というものは吉田清治なる正体がはっきりしない人物が空想上の作り話をしたものであって、事実関係を調査した済州島の新聞が「事実ではない」と結論付けたものだったし、吉田自身も済州島へ渡った事実はなかった。今では(吉田は)北朝鮮の工作員ではなかったかと公然と言われている。

それを朝日新聞が特集記事の形式で連載したことはすでに社長自らが認めたことなのだが、これらも1990年代に始まっている。

「金丸訪朝団」以前は北朝鮮による拉致誘拐あるいは殺人などといったものは日本の治安当局も把握したものではなかったし、新潟の港には定期的に万景峰号が着岸していた。日朝間には正式な国交がなかったので、日本国内の朝鮮総連が大使館的な役目を果たしていたのであって、万景峰号に乗船して北朝鮮へ渡航する場合でも朝鮮総連に手続きをする必要があった。

戦中戦後の混乱期に、それまで同国民だった朝鮮族が大量に日本本土へ移り住み、日本人の戸籍を乗っ取るなどして「成りすまし」を計るなどした事例は後を絶たず、その残滓が身元不明の怪しい人間を産むきっかけにもなったのだったが、この「戸籍ロンダリング」によって先祖をさかのぼることが難しくなった人は少なくない。

村田蓮舫でさえが父親が12歳の時の子だったとささやかれている。とんだ茶番だ。

『砂利利権』に話を戻すが、建築物や道路舗装などに欠かせないのが「砂・砂利・砕石」である。しかし日本は国土の傾斜が諸外国に比べて急であることから河川などから採取する砂・砂利には厳しい制限が科されている。つまり自給できない分は輸入に頼らなければならない。

1990年代前半は砂・砂利ともに輸入量が約300万トンずつだった。年平均で言えば年間約50万トン前後(ずつ)だ。しかし2016年ではそれぞれ13万トン程度で収まっている。分かり易く言えば年合計100万トンだった輸入量が26万トンに減っている。ほぼ4分の1だ。

この数字はあくまでも輸入量であって、実際の国内における砂・砂利・砕石の消費量は1億トンに上る。

1億トン対26万トン、1万分の26でこれはあまりにも少なすぎる。9974万トンはどこから持って来る? 何かカラクリがあるのではないかと疑ったのが日本維新の会の足立議員だった。「砂や砂利の使い道のほとんどは建築用のコンクリートであって、一部は道路のアスファルトに使われているだろう。しかし、砂・砂利を『何のために』『誰が』輸入して『どこへ行ってるんだ』ということを財務省も経産省も国交省も把握していない。生コン業界への調査を行政としてやってはどうか」と発言したところ、経産省の大臣官房審議官が答弁した。「事前にご質問の趣意書が届いていたので業界に問い合わせたが、正確には把握していないという返事だった」。

それはそうだろう、砂・砂利に「生産国」の表示があるわけではないし、どこから持って来たものであるかも中次ぎ業者を通せばわからなくなるのも無理はない。ましてやコンクリートに混ぜ込んでしまえば放射性物質でもないかぎり追跡調査をすることは不可能に近い。

ここから先は私の勝手な想像なのだが、正規の手続きを踏んだ数字に乗せられないいわゆる「密輸品」として外国から入って来ているのではないか。だから数字的な異常を示しているのではないか。だとすれば表に出せない形での支払いが発生していることになり、それは正規の貿易上の輸出入ではない闇ルートでの売買だということになる。
特に北朝鮮へは国連決議による経済制裁が科せられていて、日本も独自制裁をやっている。だから正面から堂々と取引することができなくなっている。
これは関西生コンが主張するような「安倍政治」が悪いのではなく、原因は北朝鮮政府が作っている。

1990年代前半の年100万トンが2016年には26万トンに減っている。つまり帳簿から74万トンが消えていると言って差し支えないだろう。正規の輸入量が急激に減少して闇ルートが急増していたとすれば、それは反社会勢力のメシの種になっている可能性があるということ。それが「金丸訪朝団」の時期から始まっているということになる。

セメントと言えば副総理の麻生さんだが、生コンと言えば誰もが連想する国会議員の顔が浮かんで来る。維新の会の足立議員はそっちへ進もうとしているわけだ。

さらに、年間74万トンもの砂・砂利の闇ルート取り引きがおこなわれていたとすれば、ほぼ確実に政権与党の国会議員が関わっている。政治資金として寄付を出す代わりにこっちには手を伸ばしてくれるなという構図が読めて来る。

自民党と連立を組んで来た公明党だが、国交大臣を多く輩出して来た。他には触手を伸ばさず、やたら国土交通行政をやりたがったのだろう。自民党総裁もまたその籍を公明党に与えて来た。

旧民主党が政権を握った時期もあったが、北朝鮮の「砂利利権」を作ったのは自民党のドンと呼ばれた金丸とその金庫番をしていた小沢だ。

建築業界の常識として、砂・砂利は重さではなく体積で取り引きされる。「何トン」ではなく「何立米(りゅーべ)」と言うわけだ。その価格設定はどうなっているだろう。

経産省や国交省が知らないのか知らないふりをしているのかは不明だが、砂・砂利の闇取引が続けられている可能性は極めて高い。その利益の一部が社民党に流れ、社民党はNGO団体に渡し、NGO団体が国連人権委員会に働きかけをする。ほら、構図が見えて来たじゃない。

足立議員が追っている先には小沢一郎がいるのかも知れない。小沢と言えば中国で、中国と言えば二階だ。あらら、一周してしまった。







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