朝鮮人とユダヤ人

今回は歴史を逆に辿ろうと思います。つまり現代から過去へ戻るという方法をとります。その方が理解がしやすいからです。では始めましょう。



「戦争の英雄などいなかった…韓国軍「偽りの歴史」 教科書に載るヒーロー、実は逃亡兵」という記事が産経ニュースに出ていた。韓国の歴史教科書に出て来る「朝鮮戦争の英雄」とされるシム・イル(沈鎰)少佐だが、英雄扱いされる理由はこうだった。

朝鮮戦争開戦当初は戦車をほとんど持たない韓国軍に対し、北朝鮮が大量のソ連製T-34戦車で攻勢をかけたことから、韓国軍にとっては敵戦車の破壊が最重要課題だった。当時韓国にあった対戦車砲や小口径のバズーカ砲(無反動砲)では歯が立たず、韓国軍は総崩れした。この窮地に立ち向かったのがシム氏だ、というのが定説だった。〈1950.6.25の春川戦闘で第6師団第7連隊の対戦車砲隊の第2小隊長として北朝鮮軍の戦車型自走砲に対抗し、特攻隊5人を編成して手榴弾と火炎瓶で肉弾突撃、3台を撃破する戦功を収めた。彼の英雄的な行動は瞬く間に伝播して、すべての前線で肉弾攻撃により敵戦車を破壊する契機になった。〉との扱いで国民的英雄に祭り上げられていた。やがては韓国らしく話に尾ひれが付いてこのように変化する〈シム・イル小隊長を先頭に5人の特攻隊が北朝鮮軍の戦車に飛び乗り、砲塔の蓋を開けて手榴弾と火炎瓶を投げて飛び降りるとすぐに火柱が立ち上がり…〉小学校の時の教科書にもこの英雄譚が載せられていた。

ところが春川戦闘当時、第7連隊第1大隊第1中隊長だったイ・デヨン元駐越公使が、交戦4日間の状況と軍の配置図などを几帳面に記録していた。「このように偽りの神話が作られることは、当時は誰も分からなかった。春川戦闘でシム・イル小隊長は肉弾突撃でなく逃げた。私はすぐ上の高地でその状況を見ることができた。衆寡不敵であった。だが、対戦車砲1門を敵に渡して逃げたことは問題になった。彼の中隊長は激怒して『銃殺対象者』として上部に報告した。」と添え書きされた記録の内容はこうだ。

「シム・イルは職務解任され、後に閑職である砲兵連絡将校を務めた。国軍が北進したが中共軍の介入で退却する時は、その中にいた。1951年1月26日、彼は他の将校1人、兵3人と共に妙香山の火田民(焼畑農業を行う農民)の穴倉に隠れた。だが、中共軍にすぐに包囲された。彼は兵1人と共に裏口から飛び出して銃に撃たれて亡くなった。その時、28歳であった。他の3人は中共軍の捕虜になった。数日後、このうち将校は監視が疎かな隙に乗じて脱出した。その将校を通じてシム・イルの戦死の事実が確認された。シム・イルの親は第7連隊を訪ね、「学兵として行った3番目も生死不明だ。共匪(中共のゲリラ)討伐をしていた警察の2番目は不治の病にかかった。長男(シム・イル)まで死んだので、もう末っ子一人だけが残った」と泣いた。これに後任の連隊長が「勲章を一つ授ける」と約束して帰宅させた。副官が「シム・イルは春川戦闘で逃げたし勲章を与えるほどの戦功がない」と報告すると、連隊長は「おい、こいつは『ノモンハン戦闘(1939年)』(日ソ戦)式ですれば良いじゃないか。満州で日本軍が肉弾突撃してソ連軍の戦車の蓋を開けて手榴弾を入れたことだ。息子をこのようにたくさん国に捧げたのに、勲章を作らなくてはならない」と叱り飛ばした。たとえ操作だが善意が土台になったのである。1951年10月、シム・イルに太極武功勲章が出た。親に勲章を伝達して終わったものと感じた。ところが、国防部(省に相当)政訓局の将校が偶然に勲章の上申書を見て「すごい英雄を発見した」と国防雑誌に紹介した。これをシム・イルの陸軍士官学校時代の教官だった大領(大佐に相当)が見て「教官時代に生徒に『ノモンハン戦闘』で精神教育をしたが、シム・イルがそのまま実践した」と広めた。

イ・デヨン元公使はこのように述懐した。「1970年代頃、春川戦闘当時の連隊長と会って『シム・イルのご両親が亡くなった後に正そう』と議論した。ところがシム・イルの母親は満100歳まで生きて2005年に死亡した。それまでに連隊長が先に亡くなり、戦友もあの世の人になった。結局、生きている私に責任が残ることになった。」

彼は、これまで国防部と6・25戦死編纂委員会にこのような証言を伝えた。だが『神話』として固まったものを今になって訂正を気にした。マスコミに身を置いてみれば、事実を記録することには時に勇気が必要だ。さらにすべての人が事実と信じたいことを事実ではないと正そうとする時は、自分のすべてを賭けなければならないほど危険である。(朝鮮日報記者「チェ・ポシク」のコラム2016・6・17より)

爆笑ものの韓国歴史教育の実態なのであって、嘘と虚構と「そうであったら良いな」という期待と「根も葉もない」浮草・根無し草から作り上げられるのが朝鮮・韓国の歴史だということが良くわかる象徴的な話だ。しかも数百年も前のことではなく、70年足らずの近代史なのである。

今さら驚くことはない。それが朝鮮・韓国の実態なのだから「証拠がなければ作れば良い」という発想はどこにでも転がっている。

私が注目したのは、戦車への攻撃に火炎瓶を用いるという方法だった。木造の幌馬車でもあるまいに、火炎瓶で燃えるのだろうかという疑問。

そこでソ連製のT-34という戦車について調べてみた。

すると驚くべき事実が埋まっていた。かつてのソ連はドイツからの電撃攻撃に対処すべく中型戦車の増産を急ぐあまりに鉄板の溶接が不備で、溶接個所に隙間があって密閉性が悪かったのだという。それで火炎瓶などで外から攻撃されると、砲塔内部やエンジン室などに可燃性の油が入ってしまっていたと言うのである。なるほどそういう事情があったのか。溶接技術ねぇ。

待てよ、ソ連はドイツの攻撃に苦しんだ? 1939年のノモンハン事件では大日本帝国陸軍との間に日ソ国境紛争が起きていたよな。つまり当時のソビエトは東と西との両面から挟み撃ちに遭っていたのか。あ、だから日本はナチス・ドイツと組んだわけだ。ソビエトはポーランド国境と同時に日ソ国境にも多数の戦車を配備した。旧満州に攻め入った機甲旅団がそのまま朝鮮戦争に使われた形になっている。さらにベルリン陥落によってヨーロッパ戦線が終結したことから、ソビエトは対ドイツに向けていた大量の戦車を急きょシベリア鉄道でアジアに差し向けた。

レニングラードの攻防などといった戦史はヨーロッパを中心に盛んに取り上げられるが、シベリアや旧満州で何が起こったかはあまり世界は取り上げない。

日本は日露戦争で勝利したことから、ロシアは日本へ一目おいていたのだが、帝政ロシアは革命による動乱で内乱状態を経験した。

(ほら、どんどん歴史をさかのぼって行きますよ)

ロシア国内における反政府組織(革命派)のことを一般的には「赤軍」と呼ぶのだが、東ローマの影響を受けたローマ正教を国家宗教とするロシアに対して、ユダヤ教を信仰するカザール(現在のカザフスタン周辺)人が帝政ロシアを倒そうと画策した。

「ユダヤ民族」と言われているが、正確には血統民族ではなくユダヤ教を信仰する集団のことを指していて、スファルデムとアシュケナジムとに大別される。このことに触れると抗議の声が殺到するのだが、平凡社の大ベストセラーで重刷を繰り返している「世界大百科事典」にはっきりと掲載されている。

モーゼに率いられてエジプトを出た「ユダヤの民」の末裔とは一切無関係に、7世紀から10世紀にかけて南ロシアの周辺国を支配下に置いていた「ハザール帝国」がユダヤ教を便宜上選んだという話だ。それがアシュケナジムであり現在のユダヤ人のほぼ9割を占めるとされている。

帝政ロシアの転覆を計った「赤軍」はこのアシュケナジムから発生したものと考えられ、ナチス・ドイツが抹消を計画した「ユダヤ虐殺」も、正しくは「アシュケナジム虐殺」だったと言い換えることができるだろう。

別の一派であるスファルディムとは、パレスチナ地方からスペイン方向に離散したユダヤの「血統」であり、現在のパレスチナ人の先祖だとされている。スファルディムは中世においてスペインから追われ北アフリカに移り住んだ。人種的特徴はアラブ人に近く肌色も褐色が多い。(十字架にかけられたイエス・キリストの像が白人の顔だちに作られていたりマリア像が白人女性の美貌を持っていたりするのはアシュケナジムの仕業だろう。ユダヤ人とは白人だというようなイメージを作りたかったわけだ。これには中世ヨーロッパの宗教絵画も手伝っている。画家たちのパトロンがアシュケナジム・ユダヤだったからだ。)

だからパレスチナ問題とは、長い歴史を下敷きにして考えれば、「正当ユダヤ人」が「偽ユダヤ人」から苦しめられている姿が浮かび上がって来る。

その「偽ユダヤ」がロシア革命を起こし、社会主義・共産主義を起こした。

ソビエト連邦は1991年に崩壊して社会主義を放棄したものの、現在の大統領であるプーチンはソビエト連邦の復活を目論んでいるといううわさもある。

北朝鮮はロシアと言うよりもむしろソビエトの影響が大きく、北朝鮮労働党と言っても実際は社会主義だ。「朝鮮民主主義・・・」とは名ばかりである。ただ、第一書記が金一家の血筋による世襲を続ける限り正式な社会主義国にはなり得ない。その意味では中国の習もロシアのプーチンも金を認める訳には行かなくなっている。

社会主義という隠れ蓑をまとって帝政ロシアを転覆させた偽ユダヤの「アシュケナジム」は、虎視眈々と朝鮮半島を狙っている。韓国の大統領候補にどんな人物が立っているかを見れば一目瞭然である。

そして、ユダヤ人の9割とされるこれらのアシュケナジムがいちばん繁栄しているのが共産主義に絶対のアレルギーを持つアメリカだ。つまり彼ら「偽ユダヤ」は共産主義など帝政ロシアを乗っ取るための方便でしかなかったことがはっきりする。共産主義を唱えたソビエトも、共産主義を否定するアメリカも、ともにユダヤでおおわれている。

そのアメリカの大統領は血筋のルーツを東ヨーロッパに持っていて、娘婿はれっきとしたユダヤ人の有能な青年だ。今後のアメリカがどこへ行こうとしているかは、これらを加味しながら考える必要がある。

そして大統領選挙を控えている韓国において「反米感情」を煽り立てる風潮があって、日米韓の同盟関係を見直そうという流れができている。これはTHAAD配備などといった短絡的なことではなく、世界的な対立を先鋭化させることで利を得ようとする者どもが居ることを示している。

EUにしてもしかり、韓国においてもフィリピンにおいてもまたしかり。彼らの動きは確実に前進している。



最後に『アーサー・ケストラー』という人物の名をヒントとして残しておこう。「約束の地、シオンへ帰ろう」というシオニズムをユダヤ人に広めた人物であり、スファルディムの末裔が細々と暮らすパレスチナを国家建設のために隔離政策を執る元になった人物だ。

なぜアラブ社会でイスラエルだけが嫌われ者になっているかがわからなければ、朝鮮半島とどのようにつながっているかという理解もできないだろう。

歴史はすべてつながっている。ある日突然のようにして新たな歴史が生まれるのは、韓国だけである。




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