人手不足

日本の製造業や建築業などでは人手不足になっている。これは民主党政権から自民党政権へ移行した後に日本経済が緩やかに回復したものとされているが、アベノミクスの業績だという理解はいささか早計に過ぎる。どうせ言うなら黒田バズーカによる一時的なカンフル効果だと考えておいた方が実態に近いだろう。

経済評論家の三橋貴明氏が言っているのだが、短期滞在ビザで来日した外国国籍の人が難民申請をする例が急増しているらしい。と言うのは、出稼ぎ労働目的で来日した彼らは、難民認定が下りるまで繰り返し申請することができるそうで、その申請中は国内にとどまって就業することが可能だからだという。

医師や看護師などは資格が必要だが、工場や建築現場などだと日雇い労務などで日本語が片言しかできなくてもどうにか仕事にはなる。

これに目を付けたのが竹中なにがしが役員を務める派遣会社なのだが、労働力の不足を外国人が担ってくれているのが不適切なはずがないだろうという論理だ。

しかし実際には、日本人の人口は減少傾向に移っていて、それにともなって衣料品も住宅も家電製品も売り上げが一時ほどには伸びなくなって来ている。人口が減るということは、必要となる絶対量が減るということであって、かつてマンモス学校だった所が次々と統廃合になったりしていることと何も変わらない。

保育園落ちたとか大声で騒いでいるおばさんがいるが、増設すべき時代ではないという認識がまず必要になっている。

だから学校も病院も理髪店も衣料品店もタクシーもレストランも、次々と不必要になって行く。これは必然なんだよね。誰が悪いわけでもなくて、それによって不景気になるわけでもない。逆に不必要な過剰生産能力を維持すれば大量の在庫を抱えてしまうことになり、それでにっちもさっちも行かなくなっているのが中国だ。二流の鉄骨などが港に山積みになって野ざらしにされているという。

さらに、技術開発によって自動運転の洗濯機や掃除機、あるいは電車や自動車などが次々と開発されることによって、近い将来に来るであろう労働人口の減少をカバーして余りある時代に入って行く。大規模な製造工場ではすでにロボットが物作りをやっていて、労働者は技術開発に専念することができるようになっている。

深夜営業のコンビニだとか、建築現場などで外国人を見かけることが多くなって来たが、重要なインフラに彼らの無責任を持ち込んで欲しくない。

こんな話がある。イギリスのロンドンのタクシーと言えば世界的に有名だが、コストを削減しようとして経営者が中国製の部品を導入したらしい。すると急に故障が頻発するようになって、タクシー会社は利益を出せなくなり会社そのものを売りに出した。そうしたら多額の資金を提供して買収に応じたのは、なんと中国の企業だったという。「初めから仕組まれていたのではないか」と後になって気が付いたイギリス人だったそうだ。

日本でもあった。陸上自衛隊の車両に韓国のハンコックというメーカーのタイヤを安いからというだけの理由で装着したところ、規定量の空気圧で爆発し、整備員が死亡するという事故があった。

日本国内の埋設式下水管などの工事を外国人にさせてはいないだろうか。埋めてしまえば多少の失敗は露見しないからわからない。

シンガポールの高層ホテル建築を請け負った韓国の建築会社が、竣工すぐに倒産したとか。「後は知らねーよー」ってやつだ。

竹中なにがしが何を考えてるのかは知らないが、安物に手を出すと後々まで宿題を抱えることになりかねない。そして人手不足は自動化が進んだ機械が代りに動いてくれる社会が目の前まで来ている。

留守中に掃除をしてくれる賢い掃除機はすでに出回ってもいる。

いつまでも昭和の感覚で物事を考えていてはダメだ。



だが、半面ではこういうことも起きている。緊迫する朝鮮半島の情勢に対して外務省はホームページで、渡航邦人の人数を把握するための登録を呼びかけた。特段の危険が迫っているわけではないと苦しい言い訳を添えながら。しかし韓国はコレにも噛みついて来た。「危機感を煽るな」という意味らしい。ただでさえ中国人観光客が激減しているのに何てことをしてくれるのか、と言いたいのだろう。

この抗議に対して、いつもの日本政府らしく、悪うございましたと言わんばかりに、日本国内の民間企業に対して「社員の帰国を促すような指示は控えるように」とやらかした。

つまり駐韓日本大使は帰任させたものの、渡航制限は見送り、韓国国内に居住する日本人に対しても危険情報などを流す予定は一切ないという。韓国にいる日本人は韓国語のニュースを聞き分ける必要に駆られている。大使館が大使館としての役目を放棄した格好になった。その上で北朝鮮高官が言い放った。「日本がいちばん危険なことになるだろう」。この発言を受けて、日本国内に居住する留学生などの中国人が一斉に帰国を始めた。本末転倒とはこのことだ。

日本の外務省は全員リストラして、人工知能に置き換えた方が良くはないだろうか。寝ることも休むこともなく、年末年始でも働くだろうし、ボーナスを与える必要もなくなるのだが。



「監督、今度現場に配属された新人です」「おや、君は以前はどんな仕事をしていたのかね」「はい、外務省でした」




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