先入れ先出し法

以前の原子力空母というのは核燃料の交換で数年のドック入りが必要だった。クレーンで出し入れできるような構造になっていないから、切開手術が必要で造船所で何年も休ませないといけなかった。

ところが原子力エンジンの性能改善で、燃料交換が必要になるまでに30年以上もつようになって、艦体自身の寿命を超えるようになってしまった。つまり現在米国が保有するほとんどの原子力空母は核燃料の無補給で活動ができるようになっている。

しかし、このことはあくまでも空母本体のことであって艦載機のジェット燃料などは別の話だ。常に補充していなければならない。

所さんの『世田谷ベース』を観ている人はご存知だろうが、バイクのキャブレターでさえもガソリンは腐ってしまう。彼らライダーは『腐る』という表現を使うが、揮発するという意味であり、ガソリンが本来の爆発力を発揮しないという意味だ。

だから空母に搭載されている航空機においても新鮮な燃料が必要なのであって、それは原子力エンジンでもいかんともしがたい。

消費と供給が必要量あることが求められるのであって、世界が平和だから燃料消費は無くても良いという訳にはゆかない。

逆にスクランブル発進がひんぱんになっている日本の航空自衛隊の燃料タンクには、常に新鮮な油が補充されているということになる。

そのことはミサイルの燃料にも言えることであって、液体であれ個体であれ、そう何週間も何か月も何年も充填したままという訳には行かなくなっている。

「使ってなんぼ」の世界が軍事であり、だからこそ世界に戦争が消えない理由だ。憲法がどうだとか無知な者が言っているだけだ。

日本の自衛隊がまだベトナム戦争当時のF-4ファントムを使っているとして米軍が驚くそうだが、戦闘機というのはパソコンのようなものでアップデートを繰り返して Windows の最新版にしていればそこそこ機能はするということでもある。

F-15J(japan)とかF-15K(koria)とか言うけれど、要はアップデートがどれだけできているかが問題なのだ。

持っていることが重要なのではなく、いかに運用しているかが大切だ。(持っていなければ問題外だが)



シリアでサリンを使ったのが誰だかわからなくなって来ているが、それを口実にしてトランプ政権は北朝鮮を追い詰めて、それもまた口実にして本当は中国やロシアや韓国に宿題の提出を求めている。

少なくとも最初に白旗を揚げるのは、北朝鮮ではなく韓国だろう。経済自立が出来ているのは北か南かという話だ。






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