柳興洙の『豚の寝言』

柳興洙(ユ・フンス)なる人物をご存知だろうか。

1937年生まれの80歳で、日本の統治下にあった慶尚南道を出身地としている。小学5年まで日本に居住したのち、1950年(朝鮮戦争勃発直前)に釜山へ移り住んだ。戦時中を学生時代として過ごしたのちソウル大学法科を卒業して警察組織に入り、1980年には治安本部本部長(現在の警察庁長官)まで上り詰めた。1982年に忠清南道知事に任命され、全斗煥政権下で大統領秘書室第二主席秘書官に就任、1985年に国会議員に当選した。2014年8月に駐日大使を任命され、2015年末の「日韓合意」を取り付け、2016年4月に辞任した人物である。

日本の政治家との交流も多く、日韓議員連盟の韓国側の代表でもある。それだけに日本から「より多くの援助」を引き出して来るのが彼の使命でもあり、いわゆる「用日」というものであって「親日」とはちがう。

この男が、韓国日報の取材に答えるかたちで所信を述べている。以下はその引用である。

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「北朝鮮の核問題への協力のために復帰するようにすれば、日本も拒否できないだろう。」ユ・フンス(80)元駐日大使は9日、韓国日報社屋で帰国後初のメディアインタビューで在韓日本大使が不在の現在の韓日関係の硬直を打開するために、韓半島の緊迫した安保状況がきっかけになることがあると述べた。 長峰保正、在韓日本大使が釜山日本総領事館前の少女像設置に反発して1月9日に本国に帰ってから二ヶ月が過ぎ、歴代最長の空白状態をもたらしている。ユ元大使は、「少女像撤去は現実的に困難であることを説得させながら、北朝鮮の核問題への協力を掲げれば、日本もその名分を持って復帰することができる」、「北朝鮮の核ミサイル挑発と中国の高高度ミサイル防衛システム(THAAD・サード)配置への報復などで不確実性が大きくなり、私たちとしても日本との緊密な協力が必要である」と述べた。
(中略)
ユ元大使は、次期大統領候補が慰安婦合意の破棄または再交渉を取り上げることについては、「慰安婦合意に不満があっても、政権を取れば見方が変わるだろう」、「日本が憎かったとしても、今の私たちの安全保障の状況では、韓米日の協力がこれまで以上に重要である」と述べた。彼は「韓国で日本との関係改善を話すと、「親日集団」に貶めてしまうのが常であるがこれは両国の国民をより不幸にする」、「韓国の利益のために日本が依然として重要な国であるだけに、対立ではなく協力して葛藤を管理するための戦略に向かわなければならない」と強調した。

http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50495879.html

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きわめて韓国人らしい物の考え方であって、自分が「日韓合意」を取り付けたとしながらも、「少女像撤去は現実的に困難である」としつつ「日本との緊密な協力が必要である」としている。いわゆる「手は汚したくないけれど、助けてね」と言っている内容であってこれほど人を馬鹿にした発言もない。

国会議員当時は「民主正義党」→「民主自由党」→「新韓国党」→「ハンナラ党」に所属しており朴槿恵の側近的立場にあった人物が、文在寅などといった左派の「合意破棄」「THAAD拒否」といった路線に対するけん制と受け取られている。

しかしこの記事を日本人の立場から読むと「何たる自分勝手か」ということになるのは当然であって、北朝鮮が核開発を進めたことを人質に取って「北朝鮮の核問題への協力の名分があれば、日本大使は戻ってくる」 「日本は拒否できないだろう」とするのは思い上がり以外の何物でもない。

良く言われるのが「韓国のメディアが反日意見に走るのは、日本人を刺激しているのではなく韓国国内向けのメッセージである」という論調だが、「あそこ(駐韓大使を帰国させる)まで日本政府が激怒するとは思っていなかった」と言われる通り、韓国ではあまり他者の気持ちを予想しようとする文化が育っていない。
(そのあたりの日本人と朝鮮人の気質の違いは呉善花教授が詳しく説明している)

「北朝鮮の核問題は日本の問題でもあるのだから、協力せざるを得ないだろう」といったのぼせ上がった態度は逆効果だということを思い知るだろう。

日本の経済水域にミサイルを撃ち込まれて、どうして韓国に協力しなければならないのか。日米で策を練ればそれで良い。韓国は勝手に自滅する運命にあるのだから、こっちを見ても無駄に終わる。

「少女像撤去は難しい」と言うのであれば、遣ってしまった10億円をどこかから調達して来なければなるまい。そっちの話には触れまい触れまいとしている。

はっきりと言えば良い。危機感を抱いているのは日韓外交のことではなく、文在寅らによって自分の身が危なくなっているのだと。文らによって「日韓合意」を破棄されれば、自分の業績は消えてなくなるのだと。

「日本は拒否できないだろう」という言い方をすれば韓国国民は拍手を送るかも知れない。しかし安倍内閣を揺さぶろうとする目的ならば、何の効果ももたらさないだろう。いわゆる『豚の寝言』というやつだ。

もうすこし建設的な意見を言ってもらわなければ世界は動かない。

韓国の崩壊はすでに始まっているのであって、北の核問題はあなたに言われなくても日米同盟で対応しますから、どうぞお構いなく。そろそろ病室へ戻りましょうか、おじいちゃん。

それにしてもこの『寝言を言う豚』と岸田外務大臣の論調が妙に一致するから笑いが止まらない。いかに日本の外務省とマスコミが韓国人で汚染されているかを象徴しているではないか。子供だましもいい加減にした方が良い。




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