札幌冬季アジア大会

韓国人にも人気が高いのが北海道の小樽。ロシアの影響が強いからなのか、とても異国情緒があって恋愛ドラマのロケなんかもしたという。

韓国の人々は基本的に寒さには慣れているので、北海道の寒波もさほど苦にならないのだろうが、実は日本海で上がる水蒸気によって日本海側やオホーツク海側で大量の積雪になる。つまり大陸性気候の勢力圏内にある朝鮮半島は、凍ることはあってもあまり積雪がない。

ウインタースポーツを見れば良くわかるように、アイススケートに関連する種目は強いのだがスキーやスノボー、ジャンプやモーグルともなればほとんど世界的な成績を残していない。

別に韓国のアラ探しをしているのではなく、国ごとの自然環境によって「得意、不得意」があるという話だ。

実は積雪の世界記録を持っているのが日本だということはあまり知られていない。立山黒部アルペンルートで、道路をバスが走れるように両側の雪を削り出している光景は、外国の人が見ると「合成写真に決まってる」と笑うらしい。「こんなに雪が積もるわけないじゃん」と言って。実際のところ日本人でもびっくりする。まるで南極の光景だ。

黒部アルペンルート


この山地に積もった雪が天然のダムの役割をするから、日本は淡水が豊富で雪国の周辺には稲作が発展した。雪解け時期に田植えをするというのは理に適ったことになる。

そして北海道などは、シベリア寒気団の影響で強力に冷やされることからサラサラのパウダースノーが出来上がる。スキーをやる人は必ず言う。「北海道で滑ると上手になったような錯覚を覚える」と。べったりとまとわり付かないからスピードが出るそうだ。

このパウダースノーに触れたくて、世界中のスキーヤーが冬の北海道に集まって来る。「ニセコ」という地名はヨーロッパ全土に知れ渡っているほどだ。

タイやインドネシアの人々は雪を見たことも触ったこともなく、雪を目当てに日本へやって来る。決して韓国に行こうとはしない。そして「どうせ雪目当てで日本へ行くのなら、北海道に行くのがいちばんだ」と旅行代理店から教えられる。

オーストラリアは南半球だから今は真夏だ。砂漠から吹く熱風を避けるために日本へ避暑にやって来て裸のような服装でスキーを楽しむ。

第8回アジア冬季競技大会が2月19日から札幌と帯広で開催される。

スピードスケートは帯広の森屋内スピードスケート場で20~23日の間おこなわれるが、その他は各種スキー競技とショートトラック・スケート、フィギュアスケート、ならびにバイアスロン、アイスホッケー、カーリングと開会式および閉会式は札幌でおこなわれる。

アジア大会に冬季が創設されたのは1982年に日本オリンピック委員会が言い出したことで、1986年に札幌で第1回が開催された。その後、第2回:札幌、第3回:中国ハルビン、第4回:韓国カンウォン、第5回:青森、第6回:中国長春、第7回:カザフスタン、と続いて来ている。

開催期間は2月19日から26日までで、19日の開会式が札幌市豊平区にある札幌ドーム、26日の閉会式は札幌市南区の道立真駒内公園屋内競技場となっている。

アルペン競技はサッポロテイネ、クロカンスキーは白旗山、ジャンプは宮の森と大倉山、アイスホッケーは月寒・美香保両体育館と星置スケート場、などといった既設の施設をフル活用していることがわかるのだが、平昌冬季五輪を来年に控えている韓国が苦手とするボブスレーやリュージュなどの競技はおこなわれない。つまり札幌にすがり付こうとしても、そういう訳には行かないのだ。



札幌にやって来るのは選手団だけではない。観客と報道陣、ボランティアスタッフなど、ばかにならない人数になる。冬だから当然「大通り公園でテント」などというわけにも行かず、昨日の記事の通りにアパをはじめとするホテルへ宿泊せざるを得ない。場合によったらゲストハウスとか民泊とかもありそうだが、順番とすれば正規の宿泊施設から埋まってゆくはずだ。

特に「どうせ雪を見るために日本へ行くのなら、アジア大会に合わせて行こう」という東南アジアからの観光客がごった返すものと予想されている。

イスラム教徒が少なくないアジア諸国は、中国とかカザフとかには及び腰になるだろうし、韓国仁川では「ヒジャブを取れ」と言われた。トランプのせいでアメリカにも行き辛くなってしまっている。

世界のあちこちでテロが頻発し、宗派対立が激化して来ると、日本の平和さがあらためて評価される時代が始まっていると言えるだろう。

・・・ということは、難民受け入れに消極的な日本の選択は、あながち間違いではなかったのかも知れない。



「受け入れているじゃないか、蓮舫たちを」と、どこからか聞こえて来そうだ。






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