無責任

消費税が導入されたころのことを覚えているんだが、当時は「直間比率」を盛んに言っていた。つまり直接税に対して間接税が少な過ぎるというものだった。だから消費税を導入して直接税の負担割り合いを軽くしようという説明だった気がする。

ところが最近では、この「直間比率」のことを口にする人は誰もいない。

代わって消費税率の引き上げの口実に使われているのが「社会福祉費」である。「このままでは老人大国になって健康保険制度も年金制度も破たんしますよ」と脅しをかけて来ているのが財務省だ。厚生労働省が何かを言う暇を与えていない。厚労省ってはっきり言って製薬会社の方を向いている。舛添が良い例だった。

「直間比率」の問題はどこへ行ったの? ってことになっているのだけど、どの新聞もテレビも何も言わない。

「新聞テレビは一等地をもらうけど、市場はゴミみたいな場所しかもらえない」と言ったのはどこかのライターだったけど本当にそうで、マスコミは役人から飼い慣らされてしまっているから不都合なことは何も言わない。築地が移転してくれたら天下のNHKがやって来ることになっている。だったらあんたらが豊洲へ行けば、ってことになる。でも誰も何も言わない。

でも「直間比率を言ってたよな」と私が言い出せば、「そう言やそうだったよな」と誰もがうなづくことになる。

いつの間にか問題がすり替えられてるんだよね。脅しやすい所に所にと攻めて来る。

役人は試験に通れば選挙なんかないから、懲戒さえ受けなければ一生ものの職場になる。うまく行けば天下りもできる。文科省のように斡旋までしてくれるのだから至れり尽くせりだ。先に行った先輩は退職金をもらって去るのだから次々と席が空く。

この役人連中が任期がある政治家を言いくるめてそそのかすのが仕事になる。天下りを下手にやるか上手にやるかの違いはあっても、原則的に彼ら役人は「業界への発言力の維持」のためだけに仕事をしている。自分らの懐に影響するからだ。

この腐った構造が国民の幸福の阻害要素になっている。日本のご近所さんでも同じ問題が山積していて、背任や横領がない公共予算はあり得ないとまで言われている。

1000円の予算が付いたのにそれを10円で造ろうとするから橋もビルも落ちてゆく。990円はどこへ行ったのか。

同じことが日本でも起きているってことさ。民間企業が渡り鳥への退職金引当金を作らなきゃならないから500円でできる工事を800円と言わなきゃならなくなっている。差額の300円はどこから捻り出してどこへ行ってる? 手っ取り早く「消費税」ってことになるじゃん。ガムを買っても20円かそこらだけどチリも積もれば山となる。退職役人の豪邸に化けるのさ。子女は海外留学なんかしてね。まるで中国共産党だ。「サーバリックス」だ? 笑いが止まらんね。



「そこまで言って・・・」で誰かが言ってたんだけど、一時的に消費税を5%か3%かに引き下げれば、消費活動が活性化して、購買意欲が高まることで商品が流通し、増産の必要が生まれることで企業が設備投資に内部留保を吐き出す可能性が出て来るっつうんだな。これはあながち空論ではないような気がする。ゼロにしろってのは税収に関係するから無理だろうけどさ。

生産が増えれば法人税や所得税の税収も増えるんだし良いことづくめじゃないかと思うんだけど、良い目に逢えない者がいる。役人さ。

役人が愛国心を失うと国が亡びる。すでに隣国でその現象が起きている。

役人に国士を増やすにはどうすれば良いか。教育を見直す必要がある。受験制度も今のままじゃいけない。

子や孫の世代が幸福になるには、今の国の在り方を変えて行く必要があんのよね。自分のことしか考えなくなれば第二の韓国になりまっせ。 

まずは投票所に行くうしろ姿を子供に見せるところから始めたい。



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