辺野古移設のうらおもて

先の本ブログで『のたうち回る毎日新聞』と題する記事を書いたのですが、朝日新聞と毎日新聞が歩調を合わせている典型的な例をご紹介しましょう。
『MEDIA WATCH JAPAN』というサイト(mediawatchjapan.com)があるんですが、その2014年5月3日の記事に「普天間基地の辺野古移設」というページがあり、このように出ていました。
普天間基地の辺野古移設に反対している新聞社は朝日と毎日、どちらかと言えば賛成といった立場に立つのが日経、賛成を表明しているのが読売と産経。

『普天間基地は「世界一危険な飛行場」』という項目ではこのように解説されています。
(引用ここから)
沖縄県・宜野湾市にある普天間基地は、在日アメリカ軍・海兵隊の基地です。
民家などが密集する市街地の真ん中にあり、「世界一危険な飛行場」とも評されます。

2004年には、基地近くの沖縄国際大学に大型輸送ヘリコプターが墜落する事故があり、
米軍機の墜落事故で周辺住民へ被害が出ることが懸念されるほか、
騒音問題など、日常的に住民へ大きな負担を強いています。
(引用ここまで)

ですがこの説明文を読むと、民家が集中している地域に米軍基地が割り込んで造られたかのように読めるのですが、そこは間違いです。
時系列で見ると、確かに沖縄の地権者が居た土地を収用するために適切に借地料を支払って米軍基地は造られました。
その後日本政府の「思いやり予算」で、日本国民の税金が防衛施設庁を通じて彼ら地権者に支払われるようになりました。
その受け取り地権者らはすでに沖縄を離れ、東京や大阪などで悠悠自適の生活を送っています。
沖縄の危険や騒音などとは無縁の土地で生活しながら、銀行口座には防衛施設庁から毎月多額の振り込みがあるのですから笑いが止まりません。

その後、米軍基地がカネになるということを知った付近の住民らが続々と普天間基地の周辺に集まって来たわけです。
なぜか。危険手当てと騒音手当てが目的だったからです。
主要な産業がない沖縄では、米軍基地は迷惑な存在であるとともに、貴重な財源でもあったわけです。
「反対だ、反対だ」と言いながら、財布を開いて「カモン、カモン」とやってたわけです。
そのあたりは同和問題協議会と全く同じ仕組みになっているわけ。
言い様によっては「犠牲者だ」と叫びながら実は加害者になっていたという詐欺のような話です。

だから鳩山政権が誕生したとき、彼が「最低でも県外に」と言ったことで、腹のなかでは真っ青になった似非平和主義者は少なくなかったはずです。
米軍基地が沖縄から出て行くことになれば、沖縄は大切なカネヅルを失うことになって、砂糖キビしか産業がない沖縄は人口流出することは目に見えていたからです。
毎年1月の成人式で全国一の乱暴狼藉が働けるのも米軍基地というカネの成る木があるからであって、雇用の場もインフラも何もかもを米軍基地に頼っている寄生虫のような実態が透けて見えて来るのです。
はっきり言いましょう。普天間基地を世界一危険な空港にしたのは米軍ではなく周辺住民なのです。

したがって私の個人的見解とすれば、沖縄の「基地反対」は二重構造になっていて「本当に出て行って欲しい」と望む人々と、片や「騒げば騒ぐほどカネになる。出て行かれてたまるか」と考えている人々もいるような気がするんです。
そこで新聞各社の論調を改めて振り返った場合、どうやら朝日と毎日は「騒げば騒ぐほどカネになる」手合いに見えて仕方がないんですね。
だって本当に出て行かれたら今の沖縄は限界集落になることが明白なんです。自律するだけの地場産業なんてロクに育っていないんですから。何故か? 米軍基地に寄生して生きて来た地域だからです。地場産業を育成する必要など何もなかったから。
そして米軍基地が沖縄から出て行くことは中国にとっての膨大な利益になるんです。それを朝日と毎日が応援している。
先の『のたうち回る毎日新聞』を読み返してください。完全な韓国記事ですよ。あれは日本人記者の論調ではない。

ニュースサイト・ハンターというサイトがあります。
ここでは8月6日付けの記事で「沖縄防衛局 辺野古移設で隠ぺい姿勢」と題するテーマを報道しています。
(引用ここから)
 今年1月、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の是非が問われた名護市長選で、移設反対を訴えた現職が勝利。
地元の民意が明確に示された。
しかし、安倍政権はこれを無視して移設を進める構えで、5月には沖縄防衛局が、地元漁協との間に巨額の漁業補償契約を結んでいる。
沖縄の心を買収した形だが、補償契約がどのように進んだのかを確認するため行った情報公開請求で、所管の沖縄防衛局が開示決定期限を大幅に延長、法律の規定による一部開示では重要書類の「表紙」だけを開示するなど、隠ぺい姿勢を露わにした。
(中略)
沖縄防衛局が漁業補償契約を結んだ相手は名護漁業協同組合。組合員90人足らずの同漁協に支払われる金額は、約36億円に上るという。
HUNTERは6月、沖縄防衛局に対し、「名護漁協との間に結んだ漁業補償契約に関するすべての文書」を情報公開請求したが、同局側は素直に情報開示に応じるつもりがないようだ。
下は、開示決定期限について、延長することを決めた同局からの通知である。
6月16日付けの請求に対し、原則30日の開示決定期限を8月22日まで約1か月延長。特例規定を利用して開示文書を一部に限った上、大半の文書の開示決定を10月22日まで延ばしている。
請求から4カ月経たなければ、何が開示されるのかも分からないという状況だ。
(中略)
請求文書の開示決定を遅らせる理由として、防衛局側は関係機関との開示内容の調整、業務多忙を挙げている。
しかし、補償契約書の「表紙」だけを開示するというふざけたやり方を見る限り、積極的に国民の疑問に答えようとする姿勢は皆無。
辺野古移設の裏で、何が行われてきたのかを隠そうとする意図が透けて見える。
11月には、辺野古移設に重大な影響を及ぼす沖縄県知事選挙が行われる。現職の仲井真弘多知事に、翁長雄志那覇市長が挑む構図となりそうだが、現状では辺野古の埋め立てを承認した仲井真氏の再選は困難な情勢。政府与党は、難しい局面に立たされた格好だ。これ以上、マイナス要因を増やしたくない国としては、胡散臭い補償契約の中味を知られたくないというのが本音だろう。
昨年12月に成立した特定秘密保護法が施行されれば、真っ先に「特定秘密」に指定されそうな、漁業補償絡みの文書。
最終的には「黒塗り」=非開示ばかりとなることが予想される。関連情報を隠したまま、移設を強行することなど許されないと思うが……。
(引用ここまで)

また、NETIBNEWSというサイトでは植草一秀氏ブログ「知られざる真実」という記事で以下のように伝えています。
(引用ここから)
徳洲会出身の徳田毅衆院議員は、沖縄知事選直前まで自由連合に所属し、自由連合は糸数氏支持を決めていた。
この自由連合の徳田毅氏が沖縄知事選直前に自由連合を離脱して、仲井真氏支持を打ち出した。
徳洲会は仲井真候補を全面支援して、その結果として仲井真氏が沖縄知事選に勝利したと言われている。
徳洲会は大規模な組織選挙を展開したと伝えられている。
(中略)
昨年後半、2012年の総選挙にかかる選挙違反で徳洲会が摘発された。
この事案に絡んで、徳田毅議員は議員辞職に追い込まれた。
2013年後半は、2010年の沖縄知事選から丸3年が経過するタイミングであった。
2010年の沖縄県知事選でも徳洲会は仲井真候補を支援している。
仲井真弘多氏は、このことに関連して安倍政権から揺さぶりをかけられたのではないかと考えられる。
2010年沖縄知事選での選挙違反事案のなかで、2013年末に公訴時効を迎える事案が存在したと考えることもできる。
こうした事案で仲井真氏が揺さぶられたとするなら、年末の県民に対する背信行為もうなずけるのである。
2010年沖縄知事選での選挙違反事案のなかで、2013年末に公訴時効を迎える事案が存在したと考えることもできる。
こうした事案で仲井真氏が揺さぶられたとするなら、年末の県民に対する背信行為もうなずけるのである。
(引用ここまで)

つまり沖縄県政とは、米軍基地の移設という表看板を掲げながら裏では徳田ファミリーという利権組織によって穢れた選挙がまかり通っていたのであって、そこへ自民党政権が脅迫をかけたんですね。
「我々の指示に従え」と。
だから仲井真は県知事選における選挙公約を裏切らざるを得なかった。
すなわち沖縄における米軍基地の問題は、二重にも三重にも複雑にからんだ利権のかたまりであって、単なる「儲かるか儲からないか」という話ではないということ。
表面をつくろって良い子ぶっているのは、沖縄県民だけではなく政府も同様であるということ。
そして防衛省は国民の味方だというスタイルを示しながら、実は自分だけの都合を押し通そうという傾向を持ち続けているという点。
それらを冷静に見て行かねば、一方の利権操作に騙される危険性があるわけです。

私の個人的考えでは、辺野古のキャンプシュワブ基地の拡充は普天間基地の事情を考慮した場合はやむを得ないのではないかと。
ただしそうした時、普天間周辺で手当てを受けていた人々の食い扶持がなくなってしまう。
辺野古に移ったとしても、利権を貪ろうという輩は必ず何らかの動きに出るはず。
なぜならばそれが「反日左翼」だから。
戦後の日本から11億ドルもの資金をせしめた大韓民国のように、日本の財政を食い物にすることだけが生きる術だと考えている集団はそれしか生きる方法を知らないのです。

しかし、左翼も左翼なら政府も政府ではないでしょうか。いやほんと。
今日は終戦祈念日でしたが、靖国に眠る英霊たちはこの国の現状をどのように見ているのか不安に思う一日でした。





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チーム沖縄 辺野古の漁師さんに聞いてみた
http://www.youtube.com/watch?v=omcciwCiUfo



沖縄の病巣① ― ”被害者・沖縄”の嘘と真
http://www.youtube.com/watch?v=EoP4gObaqf0

沖縄の病巣② ― マスメディアが報じない基地問題
http://www.youtube.com/watch?v=_CqyNYfwzB4

沖縄の病巣③ ― 沖縄に巣食う”平和活動家”の正体
http://www.youtube.com/watch?v=kOgTDudoZYo

沖縄の病巣④ ― カネと言論封鎖と中国と
http://www.youtube.com/watch?v=eNiKYmsAYrI
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