変化する環境と、怠ける人類

マツコデラックスの番組を観ていたら、フィリピン・パブのお姉さんが言っていた。『日本では犬に噛まれても病院へ行くことはないけれど、フィリピンだったら確実に死ぬ』と。

たぶん狂犬病のことを言っているのだろうと思って観ていたが、それほどまでに「これまでの」日本は特別な国だった。

「これまでの」と強調したのはそれなりに意味がある。おそらく狂犬病のことを教える日本人教員はいないだろうと思うし、日本脳炎は日本だけのものだといった誤解があるように思える。

台湾が北限だったマラリアが沖縄で流行し始めていて、鹿児島に上陸するのは時間の問題だという話がある。

他にも昨年あたりから聞いたことがないような感染症が発生し始めた。マダニだとかデング熱だとか。

これらと温暖化を結び付けて考えたくはないのだが、農林業の従事者が減っていることは疑いようのない事実だ。野山の手入れが行き届いていない。

先祖供養の墓参りの回数が減ることによって、花差しの腐った水にボウフラが浮く。日光で乾くけれど雨水もたまるのだ。特に古タイヤの廃棄場には雨がたまるから蚊が発生しやすくなる。

つまり生活の変化とか経済の悪化などを原因として、これまでなかったような病気が起こる危険性が出て来ている。

そしてシベリアの永久凍土が溶け出したことで、凍っていたトナカイの死がいから炭そ菌が復活したとかで死者が出ている。つまり現代人が未経験な病原菌やウイルスが、冷凍庫から飛び出して来ている。

特に恐ろしいのは天然痘であって、撲滅宣言が出されたVariola virus は今では地上に存在しないものとしてワクチン接種が停止されている。ワクチンを製造しているメーカーもどこにもない。

この感染症が復活すれば、世界中で何億人と言う死者が出ると予想されている。

インカ帝国が滅びたのもスペイン人が持ち込んだ天然痘が原因だったという説があり、抗体を持たなかった南北アメリカの原住民だちは致死率9割ともされている。

つまり現代社会の人類は、生まれたばかりの赤ん坊のような状態で地球環境の変化を迎えようとしている。

温暖化の原因が何なのか。そもそも温暖化自体が本当のことなのかウソなのか。これまで言われていたことだから「たぶん本当なのだろう」と言った無責任はもはや通じない時代に入っている。

「地球は回っている」と発言して断罪された人もいたくらいなのだから、あまり社会を信用してはいけないのかも知れない。

少なくとも、タイやフィリピンに行って、野良犬が可愛いからと頭を撫でるような日本人は帰って来ないでもらいたい。




ところで「オゾンホール」はどうなったのだろう。







スポンサーサイト
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR