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ネコジャラシ

日本人の常として、「右向け右」が習慣付けされている。つまり世間的な関心事に、国民の多くが注目するということで、それは一種の「民族的特性」になっているのかも知れない。

貴乃花と言えば貴乃花一色になり、アメフトと言えばアメフト一色になる。こんなにワイドショーが作りやすい国もないだろう。

新型肺炎について「正しく恐れよ」と知ったような顔をする医学関係者がいるが、新型だからこそ手探り状態なのであって、何が正しいのかはまだ誰も知らない。知らないものは知らないと正直に認めた方が良く、「潜伏期間は2週間」という根拠を誰か教えてほしい。

そこで知ったようなふりをして無責任なことを書きたくないので、みんなが気付いていないことを先に書こうと思う。



「平壌出身の国家保衛省幹部とその家族など20人が今月初めに集団で脱北を試みたが、8人だけが成功し、12人は拘束された。北朝鮮の内部事情に詳しい消息筋が29日に伝えた」と報じたのはchosunonlineの1月30日版。つまり1月初めの出来事だったわけ。

周知のこととして12月にはすでに新型肺炎が流行し始めていたことは北朝鮮当局も把握していて、国境を封鎖するなど迅速な対応を見せていた。つまり脱北を図った国家保衛省の関係者らはいち早くそうした情報をつかんでいたわけであり、中国の国内情勢がどうなっているのか、北朝鮮当局がどんな手を打っているかを把握した上でこの時期を選んだ可能性が高いわけだ。

chosunonlineは続ける。「保衛省の幹部A氏は今月初め、家族2人と平壌を出発し両江道に向かった。一緒に脱北するため両江道で待機していた家族・親戚17人と合流するためだった。その中には朝鮮労働党の元幹部も含まれていたという。両江道のある消息筋は米政府系放送のラジオ・フリー・アジア(RFA)の取材に「一行の中には国の重要文書を扱っていた中央党所属のタイピストもいたため、極秘文書を所持していた可能性が大きい」と話した。(中略)上記の消息筋は「逮捕されず逃れた17人は複数の組に分かれて鴨緑江を越えたが、全員は脱北に成功できなかった」と語った。8人は脱北ブローカーが事前に伝えた約束の場所に無事到着したが、残り9人はその場にたどり着けず、道に迷っていたところを中国公安に逮捕され、北朝鮮に送り返されたという。A氏が逮捕されたかどうかは確認されていない。(以下略)」

脱北ブローカーという言葉が出て来るが、これはアメリカ政府と関係している自由朝鮮の関係者であろうことは想像に難くない。



さらに米国アラスカ州の空軍基地に所属するステルス戦闘機「F22ラプター」4機が、在日アメリカ空軍基地の横田に派遣されていたことが明らかになった。F22の機体は日本の軍事マニアによって目視されていたことからほぼ間違いのない情報だとされている。

韓国軍のある元将官は「F22の動きや存在そのものを米軍は厳重な保秘事項にしているために、行方が明らかになったこと自体が米軍による意図的なリークだった可能性がありうる」としている。

chosunonlineはまた、「米空軍のC146A「ウルフハウンド」輸送機は最近、烏山空軍基地と西海、日本一帯を数度にわたって行き来した。C146A輸送機は、民間人を装った米軍最精鋭特殊部隊員を輸送する用途によく活用される」とも報じており、何がしかの動きがあることを示唆している。ただ、米国トランプ政権は大統領選挙を控えている状態なので国家的な戦闘を開始するとは思えないのだが、民間レベルでの動きまでが自粛するとは思えず、それなりの情報も米国政府は把握している可能性が高い。

新型肺炎の発生を受けて、北朝鮮は中国との国境を封鎖した。ただでさえ北朝鮮は経済制裁で食糧事情が最悪な状態なのに、収穫も望めない冬場において中国との国境を閉鎖するとはまさに「死を覚悟」したかのような有様。何かある。

「鴨緑江は超えたが中国公安に逮捕され北朝鮮に送り返された」とはどういうことかと言うと、北朝鮮と国境を接している中国側は、元の「瀋陽軍区」であり、北京などとは比べ物にならないほど北朝鮮の利権に深く浸透している地域。北朝鮮国家が不安定になることは彼らの利権が不安定になるということ。そしてそもそも瀋陽とはかつての満州であり清国だったのだから、中国共産党政権に縁もゆかりもない民族。自分たちの利益を自分たちで守ろうとしているだけ。むしろ習近平国家主席によって瀋陽軍区が解体されたことに非常な危機感と敵意を持っている集団。北京を中心にして考えた場合、湖北省がどこにあり、隣接する河南省がどこで吉林省や黒竜江省がどこなのか、頭に地図を描きながら考えたい。

そのように考えて来れば、今回の新型ウイルスのこととも関係するのかも知れないが無責任なことは差し控えよう。

ただ、世界が感染拡大に注目している間に、不穏な足音が忍び寄って来ているのかも知れず、それを暗に知らせるようにF22の配備情報が漏れ伝わっている。



数匹の子猫が、ネコジャラシの動きに合わせて一斉にあっちを見たりこっちを見たり。我々一般市民は「子猫扱い」されているのかも知れない。






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王様の耳はロバの耳

ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談が決裂したのは2019年2月のことだった。北朝鮮の金正恩委員長は韓国の文大統領の「裏付けのない進言」を真に受けて、トランプ米国大統領に制裁の全面解除を要求したが、トランプ大統領は北朝鮮の非核化への取り組みが不十分だとして拒否した。このことで鉄道を使って帰国した金委員長は韓国の文大統領はもとより、身辺の取り巻き連中への八つ当たりを連発することになる。

これはどういうことかと言うと、先代の金正日主席の頃の、金大中韓国大統領や北朝鮮労働党幹部らとの関係を継続するのではなく、身辺の部下をイエスマンで固め反論する者を次々と粛清したことによって、韓国の文大統領をもイエスマンにしたということ。だから正確な情報が上がって来なくなったということ。真実か虚実かではなく耳障りの良い報告だけが届くようになって、ハンドリングが完全に狂ってしまったということ。

このことは今の韓国政府にも言えることであって、文政権に不都合な行政をおこなう組織人は次々と排除されていて、青瓦台にはイエスマンしか残っていないということ。これが災いして韓国経済は救いようのないところまで落ち込んでしまっている。

では中国はどうかと言うと、全く同じことが進行中だった。2012年11月、北京で開かれた第18回中国共産党大会において副主席だった習近平が総書記に選ばれた。その際、習近平は「社会主義核心価値観」と称して「富強・民主・文明・和諧・自由・平等・公平・法治・愛国・敬業・誠信・友善」という12語24文字を全人民に根付かせて行く目標を共産党員に要求した。そしてこの「社会主義核心価値観」の推進運動の模範都市に指定したのが湖北省の武漢市と黄石市だった。中でも湖北省の副省長だった王と、湖北省商務庁長官だった周の二人が習近平へ激しく尻尾を振っていた。

二人がとった行動は「習近平新時代の社会主義核心価値観」をひたすらに湖北省人民に強要することであり、そうした推進運動は共産党政権内では高く評価された。実績が高く評価された王副省長は2017年7月に湖北省長に昇格し、後任の副省長に周が着任すると同時に、周は武漢市長も兼務することとなった。

新型コロナウイルスの症状が出始めていた2019年12月初旬には武漢市で共産党の地区大会が予定されていた。肺炎に発展しかねない新型の疾病が流行っているとのウワサは市民の間に流れていたが、王と周は「デマの拡散は重罪として取り締まる」という方針に出て共産党政権に忖度して見せた。

2020年1月に入り死者が出始めた旧正月2日に当たる1月26日夜、二人は記者会見に表れた。王省長は「わが省は、年間108億枚のマスクを生産しているので、何も問題ない」と発言したが、横にいた官僚から指摘されて「18億枚の間違いだった」と訂正した。しかし再び官僚から指摘されて「108万枚の間違いだった」と再訂正した。周武漢市長は装着していたマスクを表裏逆につけていることが発覚。その上で「ヒトからヒトへの伝染はありません」と述べたことによって、感染者が外出するようになって感染が一気に拡大する原因を作った。

6000万人の湖北省人と1100万人の武漢市民は彼ら地方役人の無能さを知って「政権は大丈夫なのか?」と懐疑的になって行く。これまで高い評価を与えていた共産党政権は、手のひらを返したように湖北省と武漢市を責め立て、習近平は強行姿勢を執らざるを得なくなった。

そもそも香港の大規模デモに対して武装警察などを使って武力で鎮圧しようとしたり、あるいは台湾総統選挙においても有効な手を打てなかったことなど、習近平には正しい報告が上がって来なくなっている組織が出来上がっていた。このことは粛清で意に染まない者を殺しまくった北朝鮮や、検察や裁判官などを次々と逮捕した韓国と同じ現象を招いているということだ。

では日本はどうなのかと考えなければならない。自民党には、凍った雪道をビーチサンダルで歩き出そうとしているかのような愚か者がひしめいている。1億5000万円もらったからウグイス嬢に3万円払ったとか、選挙区でメロンを配ったとか、中国企業から100万円もらったとか、考えられないような幼稚さが横行している。安部政権が長期化し過ぎて後任が育っていないためだ。解散があっても政権が動く心配はないとする選挙への思い上がりがあるからだ。その一つには、あまりにも酷い野党の低次元があることも手伝っているのだが、日本の現状が韓国や北朝鮮や中国を笑えないところまで来ていることは間違いがない。育児休暇を取ると言い出す現職閣僚まで出てくる始末は末期的と言って過言ではない。「働き方改革」とは国民に向かって言うことであって、大臣がやるべきことではない。誰だあんなのに票を与えたヤツは。

安部首相は「4期目を目指すことはあり得ない」と発言したが、そうなれば後任人事が不透明なままだから官僚はサボタージュにしか向かわないとする見方が出ている。つまり役人は国民や国会議事堂に背を向けるということだ。20人目、30人目の前川はゴロゴロいると言うことだ。

「いまや当局の人たちは、文書の指示だけに基づいて仕事をし、いったん文書がなくなれば無気力になってしまう。」これはあるノーベル賞作家が中国政府を批判して述べた言葉だが、それは日本の行政のきわめて近い将来を指摘しているとも読めるのである。





バルトの楽園

世間では新型肺炎のことばかり取りだたされていて、毎日感染者数と死者数の数字が入れ替わっている。と共に武漢市長が会見を開いただの、李首相が武漢入りしただのと数時間おきに状況が刻々と変化していて、それに集中し過ぎると振り回されている感が否めない。急落を見せた韓国ウォンも目が離せないのだが、しばらく経過観察したい。

・・・という訳で、今回はこちらの話。



松江豊寿(まつえ とよひさ)という日本人がいた。明治5年、元会津藩士だった警察官の長男として生まれる。明治22年、16歳の時に仙台陸軍幼年学校に入校し陸軍士官学校に進学する。22歳で陸軍歩兵少尉に任官し日清(明治27~28年)・日露(明治37~38年)の両戦争に出征。

戦勝国の大日本帝国陸軍として松江は明治40年に少佐へ昇格し、明治41年には歩兵第67連隊の大隊長、大正3年(1914年)には中佐に昇格する。歩兵62連隊とは徳島連隊だった。

同年(1914年)7月に第一次世界大戦が勃発する。日清戦争に勝利し下関条約にて日本へ割譲されていた遼東半島を返還するように求めたのが仏・独・露の「三国干渉」であり、ドイツは青島(チンタオ)を中華民国から租借していた。当時の大日本帝国は日英同盟を締結していたことから連合国の一員として第一次世界大戦に参戦しドイツ帝国に宣戦布告。青島を租借していたドイツ要塞を攻略する。

日本は東アジアにおける日独戦争を勝利した。日本軍の捕虜となったドイツ兵およびオーストリア兵は4,715名に上り、1914年10月から日本各地の12か所に設置された俘虜収容所に移送・収容された。

ヨーロッパ戦線が長期化したことから、終戦までの期間、長期収容せざるを得なくなった日本は、国内各地の収容所を統合する形で丸亀・松山・徳島・久留米の各収容所のドイツ兵捕虜を徳島の板野郡坂東町(現、鳴門市大麻町桧)に建設された1000人規模の収容所に集めた。

収容所の所長は第67連隊の松江中佐(1917年以後は大佐)が着任する。松江は会津出身であり、かつて戊辰戦争で薩長から滅ぼされた経緯が骨身に染みていた。会津戦争に降伏した藩主・松平容保は鳥取藩預かりの禁固刑となり、藩士らは会津の地を追われ陸奥国斗南(現、青森県むつ市)に斗南藩を立てて移住した。斗南は「最果ての地」と呼ばれるほどの悪環境の地であって、藩士やその家族たちは塗炭の苦労を強いられた。

明治新政府になった後で西南戦争が勃発し、政府軍の兵士として西郷隆盛率いる反政府軍の討伐に駆り出された旧会津藩士らは、熊本の田原坂などで激烈な戦いを演じて見せ、反政府軍を鎮圧する。そのことによって旧藩士らは元の会津の地に戻ることを許される。

そうした「戦いに敗れた者の悲哀」というものを誰よりも知っていた松江は、収容所の所長としてドイツ兵俘虜らに人間的に接して行く。

(Wikipediaからの引用ここから)

松江は捕虜らの自主活動を奨励した。今日に至るまで日本で最も有名な俘虜収容所であり、捕虜に対する公正で人道的かつ寛大で友好的な処置を行ったとして知られている。板東俘虜収容所を通じてなされたドイツ人捕虜と日本人との交流が、文化的、学問的、さらには食文化に至るまであらゆる分野で両国の発展を促したとも評価されている。板東俘虜収容所の生み出した“神話”は、その後20年余りの日独関係の友好化に寄与した。

(引用ここまで)

地元坂東の地域住民と収容者の間に自然と交流が深まり、ドイツ式の酪農運営やパン・バター・チーズなどの製法、印刷・園芸・土木などの技術や数々の西欧文化が伝えられる。と言うのも、兵士として出兵していたドイツ兵の多くは一般人であってパン職人や新聞印刷の技術者など、様々な職人がいたからである。

松江の口癖は「武士のなさけ」だったとされ、「祖国のために堂々と戦った兵士たちに礼節をつくすことは当然のことである」とする信念があったと伝わっている。この会津出身の松江の人間性とともに、実はこの坂東という土地柄が手伝いしていた。この土地は四国遍路の一番札所がある地域であって、他地域からやって来る他人に対して食事やお茶を供する「お接待」や一夜の宿を供する「善根宿」などの善意の風習が根付いていた土地だったのである。

第一次世界大戦は産業革命による技術革新の影響とともに毒ガス兵器などが無秩序に用いられたことから、戦闘員900万人と非戦闘員700万人以上の死者を出す悲惨なものだったが、1899年に開かれた第一回万国国際会議で採択された「ハーグ陸戦条約」によって戦争捕虜の処置が公正に成されると決定したために、第一次世界大戦での収容捕虜も約800万人に達していた。しかしロシアに収容された捕虜の多くは飢餓による死亡や、オスマン帝国の収容者は虐待や強制労働などで多くが死亡した。フランスにおいても強制労働が強いられた。そんな中で、日本の坂東俘虜収容所だけは「奇跡の収容所」と呼ばれた。

ヨーロッパ戦線の終了を受けて松江所長は収容者を集めてこう述べた。「戦争は終わった。今日から諸君は捕虜ではない。自由に行動できるのである」

収容者たちは大歓声を上げてベートヴェンの「歓喜の歌」を演奏した。これが我が国の「第九」の初演とされている。この実際にあった物語を映画化したものが『バルトの楽園』である。



第一次世界大戦中、地中海でトランシルバニア号の救援に当たった大日本帝国海軍の第2特務艦隊の活躍のことを、イギリス政府は「地中海の守護神」と呼んだ。

松江所長の「武士のなさけ」は、ひとつだけではなさそうだ。




BSL-4

バイオセーフティーレベル、略してBSLという規格がある。ヒトに対する病原体の危険度をレベル1から4までの4段階に分類し、レベル4を最高危険度の病原体と位置づけしているものである。

レベル4の病原体に感染した場合は、重症で致死率が高く、しかも有効な予防法または治療法がないエボラ出血熱やラッサ出血熱などのウイルス性の病原体である。しかしながら、近年の国際交流の活発化に伴い、輸入感染症として懸念されるものである。(https://www.ikari.co.jp/topics/cleanness2_3.html)

2020年1月22日に武漢を調査した香港大学のSARS専門家グアン・イー教授は語る。「感染拡大制御のタイミングは既に逸している。武漢は既に制御不能だ。これまでどんな感染症でも、食い止める方法があると思ってきたが、今回は無理だ。」

また、世界屈指の医学部を有する米ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院の教授は以下のように述べていたことが報じられた。「爆発的流行において、医療従事者が感染するのはまれです。医療従事者が感染したとしたら、それは常に警告信号となります。医療従事者が感染しないよう防護している状況の中で感染したということは、ウイルスは容易に感染する可能性があることを意味しているからです。」

ここ中国の武漢には、中国で唯一であるBSL-4の病原体を研究するバイオ施設があることがわかった。科学誌「ネイチャー」は2017年時点で、この武漢のバイオ施設の危険性について記事を掲載していた。

「ネイチャー」はこう伝えた。「中国政府は2025年までに中国本土に5から7のBSL-4研究施設ネットワークを構築する計画を承認し、2017年にその第一号施設として武漢に建設した。中国以外の一部の科学者たちは、これらの BSL-4 研究施設から病原体が外部へと広がることを不安視しており、あるいは、中国と他の国々との間の地政学的な緊張に生物学的側面が加わることも懸念している。しかし、中国の微生物学者たちは、世界最大の生物学的脅威に取り組むことのできる微生物研究者としてのエリートの立場を与えられたことを喜んでいる。

この実験室は、2017年 1月に中国国家認証機関(CNAS)によって BSL-4 の安全基準を満たしていると認定された。国家認証機関は、研究所の設備、機器、および管理状態を調査した。評価がスムーズに進んだ場合、2017年 6月末までに検査施設を承認する可能性がある。BSL-4 実験室は最高レベルの物理的封じ込めとなり、その基準には、実験室を出る前に空気をろ過し、水と廃棄物を処理し、研究者たちが実験施設を使用する前後に衣服とシャワーを着替えることが規定されている。

過去 15年間にわたり、米国およびヨーロッパでの BSL-4 ラボネットワークは拡大しており、各地域で現在 12を超える BSL-4 施設が運用または建設中だが、各地域で、施設の必要性に関する質問を含む非常に多くの住民などの抵抗に直面した。この武漢の研究室の建設費用は 3億元(約 48億円)で、安全上の懸念を和らげるために、洪水が発生した場合の想定水面よりはるかに高い場所に位置し、また、マグニチュード 7の地震にも耐えられる設計が施されている。しかし、この地域には歴史的に大きな地震の発生が記録されたことはない。この施設は、新しく出現した疾患の病原体の制御に焦点を当てており、精製されたウイルスを保存し、世界中の同様の研究所にリンクされた世界保健機関の「参照研究所」として機能する。

この施設は、新しい感染症の予防と制御に関する 2004年の協同協定の一環として、フランスの支援により設計および建設された。しかし、プロジェクトの複雑さや、中国側の経験不足、または、資金維持の難しさ、そして中国政府の承認手続きに長い期間が必要だったため、2014年末まで建設は完了しなかった。

実験室の最初のプロジェクトは、クリミア・コンゴ出血熱を引き起こす BSL-3 病原体を研究することだ。これは、中国北西部を含む世界中の家畜に影響を及ぼし、人に感染する可能性のある致命的なダニ媒介性ウイルスだ。そして、今後の計画には、SARS の原因となったコロナウイルス病原体の研究も含まれる。

しかし、中国のこの研究室に懸念を持つ科学者たちも多い。米ニュージャージー州にあるラトガース大学の分子生物学者であるリチャード・エブライト(Richard Ebright)氏は、 SARS ウイルスが、何度も北京の高レベルの保管施設から外部へと流出したことを指摘する。米メリーランド州のバイオセーフティ施設の代表であるティム・トレバン(Tim Trevan)氏は、BSL-4 施設を安全に保つには、フラットでオープンな文化が重要であり、階層を重視している社会である中国で、BSL-4 施設を安全に保つことができるかどうかを疑問視している。」

(以下略、引用ここまで)

いかがだろうか。この記事は2017年時点で掲載されていたものであって、はっきりと「コロナウイルス」という言葉が載っている。

前出のグアン・イー教授はこう言っている。「保守的に見積もっても、今回の感染規模は SARS の 10倍以上になる。武漢は既に制御不能だ。これまでどんな感染症でも、食い止める方法があると思ってきたが、今回は無理だ。恐ろしい」。

全身を防護服で包んだ医療関係者が次々と感染している状態なのを見れば、一般人のマスクなど意味を成さないことは明らか。それよりもウイルスの毒性が変異しないことを祈るしかなさそうだ。

以前のブログ記事でも触れたが、武漢には「教育地区」と「工業地区」と「商業地区」とに分かれている。海鮮市場ということであれば「商業地区」なのだろうが、バイオラボだとすれば「教育地区」になる。だから、早計に「生物兵器だ」と決めつけることはできないが、「手が付けられない病原体」であることは間違いがなく、その意味では中国人観光客を受け入れている日本政府は甘すぎると言わざるを得ない。

スマホの5Gにしてもそうなのだが、最先端の技術に中国が手を出すと常に非常な危険が付きまとう。


国立長崎大学の医学部キャンパスが坂本町という所にあるが、ここでもBSL-4研究施設を計画している。しかし周辺の住民は激しく反対し計画の撤回を求めている。長崎大学の医学部は、原爆を投下されたナガサキに占領軍が創ったABCC(現在の放射線影響研究所)と密接な協力関係にあった学部。原発事故の関係で福島県立医大に応援に行った教授もいた。(ABCCとは:被爆者の健康データを収集する目的で米国が建設したもので、被爆者らは「無料で治療してもらえる」と喜んで協力したが、実際には治療行為は一切なく、ただデータを集めるだけだった。それは遺伝子変異などに及び、被爆者が出産する未熟児や奇形児、あるいは健常児であっても遺伝子異常や染色体異常がないかのデータ収集は現在も継続されている。被爆者二世や三世と言っても、放射線影響研究所に登録されなければ、研究対象にはならない。放影研はヒロシマとナガサキの2か所にあって現在も稼働中である)

患者を研究対象にしか見ない以上、信用されていないんだよね中国同様に。

なお補足だが、武漢市中央を流れる川は長江であり、上流には決壊が危険視されている三峡ダムがあることを忘れてはならない。上記の「ネイチャー」の記事に、「この地域には歴史的に大きな地震の発生が記録されたことはない」とあるが、世界最大のダム湖の水圧(総貯水量、約393億トン)が、近年の様々な巨大地震を引き起こしたと言われており、2009年に完成したばかりのダム建設以前の歴史など無意味であることは周知の事実だし、ダム決壊ということになれば武漢も上海もすべて失われることになる。




ニセモノの終焉

春節を利用する中国人の団体客が続々と来日している。ほとんどがマスク姿で。テレビでそれを観て「中国人同士で団体旅行をするって、ソレいちばんヤバくね?オレなら個人旅行をするけどな」と言ったら、女房どのが「言えてる」だとさ。

それはともかく、韓国の「反日」が意図的に作られたものだったことが昨年あたりから暴露されはじめた。それは韓国経済の低迷が、韓国国民の豊かさを吹き飛ばしたことと、文大統領が「隠れ(北朝鮮)労働党員」だったことがバレてしまったことと無縁ではない。そのことで韓国人たちは「この反日煽りは異常に行き過ぎだぞ」ということに気付き始めた。

日本でも翻訳されて出版された「反日世俗主義」がベストセラーになったらしいが、あの本の中にも、かなりの誤認があるという。しかし韓国の高校生が、反日を強要するなと言って教師に反撃し始めたように、徐々にこれまでの流れは変わりつつある。

これまでの手法で今後も続けられると思い込んでいた指導者がいたとすれば、それは完全なる思い違いであって、近い将来に必ず権力の座を失うことになる。

このことは中国にも言えて、これまでの中国の発展とは「繕った経済」だったのであって、盗んだ技術や脅した外交、役に立たない武力や紙くずの通貨など、様々な虚偽が一気に暴露され始めている。たぶんトランプ・アメリカ大統領の再選が決まれば、間違いなく習政権は終わりになる。中国共産党は座して死ぬような愚者ばかりではないからだ。共産党政権が滅びる前に、習を排除に取り掛かる。永世主席だと? 笑わせるな、死ねば良いのだ。死に方はいくらでも発表することができる。

北朝鮮の金さんも健康不安説が流れている。国民に餓死者が出て、兵士のお腹から寄生虫が出ていると言うのに、あの肥満体形は完全に指導力を失っている。それも国家経済が破綻状態なのに高価なミサイルをばんばん撃ちまくっていたのでは、そりゃ部下は付いて来ない。

以上の三カ国は日本を一方的に攻撃する国々なのだが、「ざまーみろ」と言ってる場合じゃない。衆議院静岡5区の次期候補者に派内の細野を立てるとした二階に対し、自民党静岡県連が怒り心頭に発した。あの男(2F)、大阪のダブル選挙で維新に配慮した安部首相や菅官房長官に反旗を翻して対立し敗れた。福岡では麻生さんと対立して勝った。自民党の各県府連は官邸と党の離反を招いて混乱を作っている。

そもそも二階は自民党から離反して批判する側に立った小沢の一派だった男。それが今や自民党の幹事長になっているのであって、静岡5区では細野を担ぎ出そうとしている。中国の習主席を国賓として迎えようとしている張本人もこの男。

小沢と言えば誰もが知っている通り、金丸という守銭奴の金庫番だった人物。その金丸が朝鮮総連を通して北朝鮮との利権を作った男。関西生コンとかパチンコ議連とかもこの金丸が作ったようなもの。その下に小沢がいて、そのまた下に二階がいた。もう自民党の裏も表も全部知ってるわけ。そしてその一派に細野が潜り込んだ。細野は逆に立憲や国民の裏も表も知っている人物。つまり二階と細野が組めば、与野党のほぼすべてを把握することになる。

古賀とか山崎とかいう老害がいた自民党だったが、その害悪からまだ脱しきれていない。若い頃に患った結核が完治されないまま高齢者になったようなもので、これから大変な事態になるかも知れないのが日本の自由民主党。

そして前回申し上げたように、東京都知事の再選に向けて小池が二階の協力を得ているが、対抗馬に山本が立つ可能性があって、一気に日本は国も首都も大混乱になる気配が出て来ている。山本の背後にいるのは悪魔のように有能な左翼。逆に小池は悪魔のように無能な右翼。無能だからこそ二階が利用しにかかっている。




以上、中国と韓国と北朝鮮と日本。それぞれに劇的変化の兆候が近づいて来ているという説明でした。

目は開いていないとタヌキにバカされるよ。少なくとも山本の大声に騙されるようでは、グレタから笑われてしまうだろう。いやほんと。

ただ、アメリカのバイデンについてはともかくとして、ロシアのプーチンに関しては只のニセモノと思っていると足を取られる。アレこそ本当の「永世」を狙っているが、彼にしても「死ねば何とでも言える」のだから。ロシアの国会は解散した。安部内閣は、さてどうする? 外国人労働者に門戸を開き、消費税は二度も上げ、憲法は改正できず、パチンコ議員を防衛大臣に選び、やる事なす事期待はずれっ放しの安倍政権。2Fに尻尾を握られっ放しだからこうなる。

いくらゴルフ仲間だったとしても、トランプは切る時は切って来るよ。アメリカ人を信じちゃいけない。



出でよ、魚屋!

PCが息を吹き返したので、観ずに溜まっていた虎8をまとめて観ていたら、聞き捨てならないコメントが飛び込んで来た。

ずばり「東京都知事選に小池が出ることは2Fが協力しているが、小池は勘弁してほしい。しかし対抗馬に山本太郎が立つというウワサもある。そうなれば最悪の悪夢だ」

おいおいおいおい! 中国のパンデミックの比じゃねぇぞ。絞首刑か電気椅子かって位に「地獄の選択」じゃねぇか。

どうでぇ魚屋、ひと肌脱いじゃぁくれめぇか。



プーはリカバリーできるか

買い替え覚悟でPCをリカバリーしたら、どうにか起動してくれた。急ぎのニュースがあるので、とりあえず記事を更新。



NATIONAL GEOGRAPHIC のニュースより引用。

(ここから)

20年ほど前、中国南部の野生動物市場に、あるウイルスが現れた。それは、以前に知られていたどのウイルスとも異なっていた。2003年の冬、ウイルスに感染した患者は、発熱、悪寒、頭痛、痰が出ない乾いた咳を訴えた。いずれも風邪やインフルエンザの季節には珍しくない症状だ。

しかしこの病は、肺にハチの巣状の穴を開け、患者の4分の1に重度の呼吸不全を起こす致命的な肺炎をもたらした。多くの感染症では、1人の感染者が新たに感染を広げる人数は3人までとされるが、一部の患者はいわゆる「スーパー・スプレッダー(感染拡大に拍車をかける人)」になり、数十人に感染を広げた者もいた。7カ月後に終息するまでに、重症急性呼吸器症候群(SARS)は32カ国に広がり、感染例8000件以上、およそ800人の死者を出した。

このため、各国の当局者は今、中国中部の武漢市に出現した、SARSと同じくコロナウイルスの仲間である新型ウイルスに大きな懸念を抱いている。感染は、北京、上海、深センなどの主要都市だけでなく、わずか3週間で近隣の台湾、タイ、日本、韓国にも広がった。米国疾病予防管理センター(CDC)は21日、米国初の感染者がワシントン州で確認されたと報告した。

「人から人への感染拡大が確認されていますが、このウイルスがどれだけ容易に広がり、また感染力が持続するのかは分かっていません」。CDC国立予防接種・呼吸器疾患センター所長、ナンシー・メッソニエ氏は記者会見でこのように述べ、武漢のウイルスの迅速な検査方法を開発すると発表した。「現在、CDCでこのウイルスの試験を行っていますが、今後数週間で、結果を国内外の連携先と共有できるでしょう」

ウイルスの感染者は22日までに500名を超え、17名の死者が報告されている。世界保健機関(WHO)は同日に緊急会議を開き、この大発生が、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態に相当するかどうかを日本時間の23日午後8時からの会合で協議するとしている。

(中略)

SARSのとき同様、この騒ぎはすべて野生動物の売買から始まったようだ。これは、ウイルス学者にとっては驚きではない。SARSも今回のウイルスも、動物から人間へと広がる「人獣共通感染症」だからだ。

人獣共通感染症は、世界で最も悪名高い病気のひとつといえる。たとえば、エイズ、エボラ、H5N1鳥インフルエンザはいずれも野生生物の間で徐々に広がり、それが人間との密な接触を機に、世界的な大流行を起こした。SARSの場合、野生動物を取り扱い、殺し、販売していた人や、調理していた人が、最初の感染例の40パーセント近くを占めた。また、野生動物市場から徒歩圏内に住むとみられる人々の間で最も早く症状が現れた。

(中略)

CNNは、武漢の「華南海鮮市場」が海産物以外も扱っていると報じた。小さなケージに、タヌキとシカが入れられているらしい映像を入手したと伝えている。中国政府の専門家チームのトップを務める鍾南山氏は、1月21日に中国国営中央テレビのインタビューで、感染源として疑われる動物として食用のタケネズミやアナグマを挙げた。

「動物をこうした不自然な状態で一緒にすると、人にうつる病気が発生しかねません」と、非営利団体「エコヘルス・アライアンス」の疾病生態学者・保全学者のケビン・オリバル氏は話す。「ストレスの強い劣悪な状況で動物が飼育されている場合、ウイルスをばらまいたり、病気にかかりやすくなったりします」

(中略)

中国当局は当初、新型コロナウイルスの感染にはすべて動物との接触が関わっていると発表したが、今や人から人へも広がっているようだ。中国当局は20日、医療従事者14人がウイルスに感染したことを確認。また、ワシントン州の患者は武漢を旅行していたという。

武漢のコロナウイルスが、どうやって人間にまで行きついたのかも謎のままだ。今や悪名高い場所となった海鮮市場で何が扱われていたのか、中国が詳しく発表するまでは明らかにならないだろう。今年の1月1日、当局は市場を閉鎖して出入りを禁じた。新たな情報が発表されれば、どの動物が中国内外でウイルスを運び、広げた可能性があるのか、研究者が絞り込む手がかりになるかもしれない。

武漢のアウトブレイクは、野生動物の売買にいっそうの監視が必要なのか、あるいは完全に禁止したほうがよいのかという問題も投げかけている。

(引用ここまで)



以前にもお伝えしたが、武漢と言えば大都市であるとともに交通のハブとして栄えている場所。しかし残念なことにそこで暮らす住民たちには「都会人」という自覚が備わっていなかった。市場で生きたままの野生動物が売買され、それを当然のことのように許容している民族。そして彼らは急速な経済発展によって国内外への旅行を楽しむ余裕を得た。

交通の要衝であるということは我が国で言えば日本橋のような土地であって、その交通網は全国各地へと広がっている。そして言うまでもなく旧正月の春節が始まる。中国政府は武漢のヒトの出入りを禁止した。すでにマーケットの商品は底をついた。買占めとともに入荷がストップしたためだ。

虎ノ門ニュースで石平さんが言っておられたが、中国人が重要視することは食事なのだとか。政治に不満があっても食事さえ摂れれば民衆は大人しくするが、経済が困窮すればどんなに素晴らしい政府であっても暴動に発展するのだそうだ。SARSが終息したのは発生から7か月後だった。半年近く1100万人の人口をかかえる武漢が閉鎖されれば確実に暴動が起こる。

アメリカは対中関税3700億ドル(約41兆円)の制裁関税を維持することで米中両国が合意した。これは知的財産権の保護、金融サービス市場の改革、中国以外の国の企業から技術移転を強要することの禁止、などのアメリカからの要望に合意するというもので、今後2年間で2000億ドル分のアメリカ製品を中国は追加購入しなければならなくなった。この2000億ドルの追加購入の中身のアメリカ産農産物は約500億ドル。およそ5兆円。しかし500億ドルもの農産物とはアメリカの生産能力を超えていた。そして中国の需要量をも超えていた。つまりこの合意そのものが実現不可能な数字だということになる。しかしこのことによってトランプ大統領の再選は確実性が高くなった。追加の2000億ドルというのは2年間での話。今年1年間の限度額は設定されていない。そしてアメリカ大統領選挙は今年11月3日。もしここでトランプさんが落選すれば、この話をチャラにする気で熊のプーはいる。もし大統領選挙に落選したとしてトランプさんの任期は来年の1月20日まで。つまり熊のプーは今後1年間を時間稼ぎした格好になった。しかし武漢のウイルス感染までは計算外だったはず。

中国経済が発展していたのは過去の話。中国国内の製造業が人件費の高騰を受けて安い製品の輸出ができなくなった。それによって人員削減が起きて失業率が増え、所得が減り消費が減る。国内消費が減れば生産はさらに減産となって、経済成長率は限りなくゼロに近づいて行く。あるいはすでにマイナス成長かも知れない。いまこのタイミングで春節と感染症が同時に始まった。アメリカから貿易で責められるのも、元はと言えば技術を盗んで来たから。開発費をかけて来ていないから、その分だけ安い製品が作れる。これ韓国と全く同じやり方。そして、謎の感染症が発生するのも食に対してあまりにも不道徳な習慣だったから。韓国人も言う。「犬は苦しんで死んだ方が美味い」と。

中国当局は24日、新型コロナウイルスによる発症者は31の省・自治区・直轄市のうち29で確認されて計830人に上ったと発表した。感染はほぼ全土に広がり、最初に確認された湖北省武漢市以外でも死亡例が相次ぎ、肺炎による死者が26人に達したという。つまり武漢だけを出入り禁止にしても無意味だということ。ヒト・ヒト感染が確認された以上、30億人とも言われる大移動でパンデミックが一気に加速するかも知れず、プーが「買った」1年は無駄に終わる可能性が出てきた。



これでプーを国賓として呼ぶ2Fの目論見は吹き飛ぶ可能性が出てきた。彼はいま、500ドットコムの疑惑のことで「ソレどころじゃない」のかも知れない。

「どれが目玉のニュース?」ってか? それは貴方次第。





一時休止

パソコンが、言うこときかなくなっちまった。

メールもできねぇ。

身内には「メール届かないので電話か郵便にしてくれ」と連絡したが、このブログはたぶんお休みだろうと思う。

みなさん、またお会いしましょう。パチパチパチ。



ランタン・フェスティバル

昼カレーを食べながら、観るものないから仕方なくTBSの下劣なワイドショーを観ていたら、中国の武漢で発生しているコロナウイルスによる肺炎で死者が出ていることに関して、感染症の専門家が出て来て「ヒト・ヒト感染の可能性はあるものの、それほど危機感を抱く必要はまだありません」と言った上で「普通の風邪対策と同じようにうがいや手洗いなどをしっかりやっていれば良いのでは」と発言した。確かに死者とは言ってももともと心筋症の既往症があった患者さんらしく、健康的な人物が肺炎によって死亡したわけではないそうで、あまり騒ぎ立てる性質のものではなさそうだ。

それよりも麻疹や狂犬病の方がよほど感染力や致死率が高いので、闇雲に無責任ニュースに振り回されないようにしたい。

しかし、ネット情報をいろいろと覗いていたら、タイにもこの感染症による患者が確認されていた。

「え?」と思って記事を読んだところ、バンコク郊外のスワンナプーム国際空港に13日に到着した中国人女性(74歳)だったという。「何だ、また中国人だったのかよ」

ソウルで隔離されたのも中国人だった。武漢に立ち寄っている。

神奈川で隔離されたのもやはり中国人だった。中国の自宅で肺炎の治療をしていた身内を看病したのだと言う。(でもそれってヒト・ヒト感染じゃねーか。TBSよ何とか言ってみろ)



日本にある中華街と言えば横浜と神戸と長崎で、規模がいちばん小さいのが長崎。鎖国時代の長崎の町は、幕府が故意に狭く造らせた。そこに欧州各国がやって来て、各藩の出先事務所が作られた。もう大混雑だったわけ。造船所のドックが作られたのも、炭鉱開発が進められたのも、外国からの船が集まったから。

現在の長崎の主力産業は造船で、その他は観光業くらいしかない。観光業のシーズン・オフなのは2月で、年度替わりや入試・入社を控える時期のために観光客はぐっと少なくなる。卒業旅行の女子学生の小グループが散策する程度。

そこで長崎の華僑の連中は知恵を絞った。本国では春節で民族の大移動がありヒト・モノ・カネが動く時期。それに合わせて「ランタン・フェスティバル」をやったらどうだろう、と。オフ・シーズンなのでホテルの予約も格安で取れる。旅行代理店も割引きするはずだ、と。

この案は見事に大ヒットして、私が東京本社に会議で出張した際には、羽田から浜松町までのモノレールの吊り広告はランタン・フェスの真っ赤なポスターで埋め尽くされていた。

観光シーズンの空白期間を利用して、割安でエキゾチックが味わえるランタン・フェスは全国で大評判となった。発案したのは長崎の華僑たち。数年遅れで神戸も横浜も後に続いた。

やはり横浜・神戸の規模で集客されては長崎に足を運ぶ観光客は激減したが、それでも毎年続けられている。長崎の華僑は福建省出身の人が多く、中国沿岸部であることから航海の守護神として信仰されている媽祖(まそ)という道教の女神がフェスティバルの中心になっている。毎年ミス・ナガサキなどの綺麗どころが行列に花を添えている。

イベント会場になるのは、中華街にある港公園という場所。そこには道教式の祭壇が祀られ豚の頭などが供えられる。豚の頭にはサングラスなどが掛けられて、ギョっとなったり可笑しくなったり。

しかし昨今は、豚コレラのこととコロナウイルスのことと・・・。それでなくてもインフルエンザの流行期。意味のない人ごみには近づかない方が良いのかも知れない。

また大型クルーズ船は長崎に入港するのだろうか。「中国人は、千年たっても大声で騒ぐんだろうな」これは従兄弟の意見。中華菓子の麻花兒(マファール)のことを長崎では「よりより」と呼んでいる。素朴な揚げ菓子で好きなんだけど、近くでは手に入らない。「ま、いっか」






ドラクエ 賢者の鉾

イランとアメリカとの対立の問題で、有志連合に参加するのしないのといった話になって、日本は独自に艦船や航空機を派遣し、韓国は有志連合に嫌々ながら参加を表明。するとイランは日本には理解を示したものの、韓国には「断行もありうる」と頭上からの一撃をかませて来た。

文大統領は確か「外交の天才」だったはずなのに、この日韓の違いはどこから来るのだろう。

そもそもアメリカとイランが対立することになった原因はイランによる核開発であり、大使館を占拠されるなどのアメリカのイランに対する「敵意識」は昔からあったもの。石油を売買するのしないのという話はその方法論に過ぎなかった。

しかし日本にしても韓国にしても、政治的だったり宗教的だったりする以上に石油の運搬ができるかできないかは死活問題になっていればこそ、イランとアメリカの抗争に巻き込まれてしまっているわけ。韓国はともかくとして日本はイスラムを問題にしてはいない。むしろインドネシアからオランダを追い出してイスラムを復活させたくらいに日本人の「イスラム理解」は一定程度あった。まさかシーアとスンニがこれほどまでに対立するとは思っていなかったから。そこが欧米とは違う。欧米はキリスト教各派の国々であって、韓国でもキリスト教の人口比率が高い。だからイスラム教に対する考えが日本とは違っている。キリスト教とユダヤ教とイスラム教の絡み合いというものは世界的な対立なのだが、日本にはほとんど意識されたことがない。

とにかく日本と韓国は石油が入るか入らないかが大問題なのであって、そのためにアメリカとイランの対立に付き合わされている状態。



少し話が飛ぶのだが、ロシアがあの手この手で天然ガスのパイプラインを張り巡らして、西ヨーロッパや東ヨーロッパやアジアを支配下に置こうと画策している。世界は大掛かりな詐欺によって二酸化炭素がもの凄い悪者にされているから、石油や石炭での火力発電が増やせなくなっている。つまり産業力を維持しようとすれば自動的に原子力発電かLNG(天然ガス)発電に頼らざるを得なくなっている。ソーラーや風力で自国の産業が維持できるわけがないことは誰でも知っていること。つまり二酸化炭素を悪者にすることは回り回ってロシアの利益につながっていた。

だが、夏と冬との温度差が極端に開くようになって(温暖化とは言わない、気候変動と言う)シベリアの永久凍土が融け出してパイプラインを建設した土地が陥没するようになった。もう、あちこちでボコボコになっている。空中に垂れ下がったようなパイプラインは継ぎ目が折れてガス漏れするようになった。ロシアの産業力では、優れたジョイント部品は作れないからだ。

韓国は北朝鮮と統一することで、ロシアからのガス・パイプラインが延伸される可能性に期待を持っていた。万が一中東紛争で石油の供給が止まっても、ロシアからの天然ガスが入って来るかも知れないとする漠然とした期待だった。

一方の日本はどうかと言うと、韓国のような「他力本願」ではなく、独自に海洋調査を重ねて海底からレア・メタルを採集したりメタン・ハイドレードなどの探査を進めたりして来た。

日本がメタ・ハイを利用するようになればエネルギーの市場は激変することになる。日本がエネルギー輸出国になるかも知れないからだ。今の中東と同じように、国民は無税になって医療費も学費もタダになる時代が来るかも知れない。しかしそれでは二酸化炭素を悪者に仕立てたアメリカやロシアの企みをぶち壊すことになる。だから世界のオイル・メジャーが日本の経産省に圧力をかけてメタ・ハイの開発予算を付けさせなくさせている。

アメリカはオバマの時代にシェール・ガス、オイルの抽出技術を開発して産油国になったが、あの水圧で岩盤を破壊する方法では地下水を汚染させる。つまりあのやり方は数十年で破綻する。地下水が汚染されれば、今の中国と同じで農業がダメになるからだ。「シェール」に未来はない。



だが、そのアメリカはイランとの対立で世界的な原油の流通を制限しようとしている。資源のない日本と韓国は、原子力も減らそうとしているので、産業力を維持するためには別のエネルギーを必要としている。韓国はロシアの天然ガスを、日本は海の天然ガスを。

もし日本がメタ・ハイを、オイル・メジャーによって邪魔されているのであれば、オイル・メジャーに利権を握らせて開発権を与えれば良いかも知れない。それで中東の石油依存度が減るのであれば損失とは言えないかも知れない。

石油から天然ガスにすべて転換できるとは思っていない。ガスはあくまでガスであって、液体や固体になる石油にはそれなりの利用価値がある。アスファルトやプラスチックも作らなければならない。しかし比重の分散という意味では、石油への依存度を劇的に減らすことはできる。



私はホルムズ海峡のこととメタン・ハイドレードを同時に考えている。日本の商船会社よ、中東に行かせていた船を日本海に向けさせる時代が目の前に迫っているぞ。いや、大型タンカーなんか要らない時代が来る。長崎の三菱重工が何をやっているか知ってる?



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