気持ち

「気持ち」と言う。

「気」を「持つ」と言う。

だから「どう持つか」が重要になってくる。

持ち方次第で「気持ち」は変わる。



「逃げ」は愚者だと非難される。

一方で「避難」は賢者と誉められる。

しかし結局どっちも同じ事だ。

君子危うきに近寄らず。



「戦争をするな」と言う。

それは世界中のだれもが考えること。今さら大声で叫ばなくてもわかってる。

では戦争をしないために、何をすれば良いのか。

そこで二手の分かれ道がある。愚者か賢者か。

逃げれば敵は追って来る。

避難するには手のひらを相手に突き出す。

もう一方の手で拳を握りながら。

お母さんだってそうするでしょ? 子供を守るために。



「気」は正しく「持ち」たいものだ。


皆さん、ご機嫌よう。




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エアコンが壊れた

今日たいへんな事件が起きた。

エアコンが壊れたのだ。

なんか暑いなと思ったら、室外機が回っていない。

慌てて家中の窓を開け、扇風機をフル回転にした。

私が若い頃までは、各家庭にエアコンはまだ普及しておらず、冷房にあたるにはデパートか病院に行くしかなかった。

というか、夏は今ほど暑くなかった。せいぜいが30℃程度で、日が暮れると涼しい風が吹いていた。

ところが年々夏の暑さが激しくなって、最近では35℃が当たり前のようになっている。

世間が「温暖化だ」と騒ぐわけだ。



しかし、今日のアクシデントで気付いたことがある。

炎天下で家中の窓を開け放ち、扇風機で外気を入れると、どういうことになるか。

周囲の家々が、フル回転でエアコンを回している。

熱中症で死者が出ていると報道されているからなおさらだ。

町中の家や商店が100%の確率でエアコンを回している。

夏休みだから留守宅はほとんどなく、子供が家でゲームでもやっている。

その室外機から吐き出される熱気が、我が家に集まって来るのだ。



それだけではない。

昔の乗用車は、夏の暑い時期には窓を開けて走っていた。三角窓は便利だった。

助手席の膝元に冷房装置があるなんて、チェリーボーイだけのものだった。イスズ・117クーペだとか。

ところが今ではほとんど全てのクルマにエアコンが付いている。

だから窓を開けて走るクルマなど見かけない。

そのエンジンの熱気が街をつつむ。

だから余計にビルの冷房が強くなる。



「ああそういうことだったのか、別に地球が熱くなってるわけじゃないんだ。熱を冷やすのではなくて、ただ移動させてるだけなんだ」

快適さを求めるあまりに、邪魔なものを家の外に放り出しているだけなんだと気が付いた時、いろんなことが見えて来た。

かつてフランスのパリでも朝鮮のソウルでも、排泄物が家の外に放り出されていたという。

だから町中が異臭に包まれていたそうな。

「ソレと同じことをやってるだけなんだ」


日が暮れたいま、家々の室外機はますます回転音を高めている。窓を開けているから良く聞こえる。

今夜は団扇片手に、線香花火でもするか。




サーバリックス疑惑 その2

子宮頸がんワクチンとして、厚労省から承認された「サーバリックス」という薬剤については、その承認の経緯を含めて2014年5月5日付けの本ブログ『サーバリックス疑惑』で書いたのですが、劇症の副反応があるのかないのか、どうもうやむやにされたままになっているようで、気になっていたのです。
この問題には、公費補助を求めて全国で署名活動を展開した公明党の女性部会と、承認に向けて積極的だった厚労大臣(当時)の舛添要一氏などがからんでいました。
そして、東京都知事に立候補した舛添氏を強力に応援したのも公明党だった。
公明党の前議員だった松あきらさんの夫はサーバリックスを製造するグラクソ・スミスクライン社の顧問弁護士を担当していて、全国的な接種が広がると莫大な売り上げになると疑いを持たれました。

インフルエンザ・ワクチンであるタミフルに致死的な副反応が疑われたように、このサーバリックスもまた疑惑が出た訳でした。
こうした疑惑があがったことから、厚労省は「積極的な接種指導はしないものの、自主的な接種は禁止しない」という態度に出ています。

どうにも胡散臭いんですね、薬事行政と政治家と製薬メーカーの癒着が見え隠れするわけです。
挙句には党を挙げての選挙協力ですよ。
舛添氏が都知事になれたのは東京都の創価学会のお蔭だとされている。サーバリックスの見返りに。
腐ったドブの匂いがして来そう。

ところが、科学的な裏付けになる情報が手に入っていなかったんですね。それ以上突っ込むことができなかった。
しかしここへ来てこんな動画を見つけてしまいました。

字幕が出ますからね、画面を停止させながらご覧ください。



いかがですか?
遺伝子組み替えのタンパク質が関わっていたんですね。
このことはポリオワクチンやインフルエンザワクチンにも言えることだとか。

人類は後戻りができない分野に足を踏み入れてしまったような気がします。

政治家が腐る国

東日本の皆さん、私の故郷である長崎からとんでもない政治家が出ています。
大震災の折に文部科学大臣を務めていた人物で、福島の原発が事故を起こした際の「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の予測データを「一般にはとても公表できない内容」として秘匿した人物です。
そのために風向きを知らされない避難者らが、被曝した可能性が指摘されているんです。
そして、同じ長崎の国立大学医学部の教授が、チェルノブイリの原発事故を調査した実績を買われて福島県立医科大の副学長になって出向き、そこで発がんの危険性を全面否定しました。
宮城県知事に「県でコンセンサスを得ろよ、そうしないと我々は何もしないぞ、ちゃんとやれ」と暴言を吐いたのも福岡1区選出の政治家でした。

これらの無能な閣僚を抱えていたのが菅内閣だったのですが、この「すっからかん」と揶揄された男が現政権を痛烈に批判しています。
いわく「安倍政権は将来に禍根をのこす」。
誰か言ってやってほしい。「禍根を残したのはあんただよ」と。

ちょっと引用してみましょう。

安倍政権は安保法制と川内原発再稼働を並行して進めようとしている。
いずれも将来世代に大きな禍根をのこすもの。
安倍総理はおじいちゃんの岸元総理が出来なかったことをやるという過去志向で、子供や孫など将来世代のことは考えていない。

原発も将来性はない。アメリカやヨーロッパでは原子力産業は衰退産業になっている。
フランスの原子力企業アレバも破産状態。 経産省は日本の将来を考えれば原発回帰ではなく再エネ産業支援に舵をきるべき。
安倍総理の周りを固めている経産官僚は先がみえていない。


あのね、原発に関してはいろいろ意見があるようですよ。
しかしあなたはどこかのお孫さんにたぶらかされて、メガソーラーをやろうとしたじゃないの。
あれいま電力会社から相手にされていませんから。

浜岡を止めさせたのも何か言えない理由があったんでしょ?
何を墓場まで持って行こうとしてるの?
安倍政権を攻撃するのなら、そっちの話もするのが筋ですよ。

SPEEDIデータを隠ぺいしたのは、三菱重工長崎造船所の労働組合の執行役員だった人物。
つまりバリバリの運動家だったわけ。
どじょう内閣の時の2010年の衆院選挙では選挙区で落選したものの比例区で復活当選して、2014年の衆院選でも選挙区で落選しながら比例区で復活当選。
長崎1区の有権者からの支持は皆無なんです。
福岡1区のオッチャンも同和問題の運動家。
こんな集団が野党第一党だというんだから、そりゃまともな国会質疑ができないわけだ。

今ね、安倍政権の安保関連法案を攻撃している筆頭が民主党であって、彼らが東北六県に何をしたか痛いほど知っているはず。
安倍政権が完璧だと言うつもりはありません。
ただ、山本モナにおもちゃにされた男よりは少しはマシかと。

あ、高橋大輔にキスをした自民党の女性議員もいましたね。
くわばらくわばら。


誰も右折などしていない

ここ最近、日本が様変わりして来ている。

安保法制に続いて、自民党の中から「河野発言は重大な問題」だとする特命委員会が作られた。

このことを一見すると、右と左が先鋭化してきているように見る向きもある。
沖縄でも国会議事堂前でも、正体が見え見えの団体が騒いでいるが、彼らが主張する「政治の右傾化」といった流れが実際にあるのかと考えた。

韓国メディアの論調もそこにある。「韓国は日本人が嫌いなのではなく、安倍が嫌いなのだ」と。ずいぶん主張を替えて来たじゃないか。
「歴史認識が間違っている」と言ってたんじゃなかった?
「戦争犯罪」だと。
「侵略」だと。
安倍総理さえ片付けば、戦争犯罪とか侵略とかいった問題は消えてなくなるの? そんなバカな。無茶言ってはいかん。

国内の左派の連中の叫び声が大きくなっている点は否定できないが、一方の右派が本当に右へ向かって突っ走っているのかどうかだ。

例えば安保関連法案について言えば、異常な状態を正常な状態に修正しようという作業だと私は受け止めている。
別に正常なものを異常にしてやろうとする行為ではなさそうに思えて仕方がない。
「子供を戦場に行かせない」として、若いママさんたちが炎天下に子供を連れ出したとか。
言ってることとやってることがバラバラになっている。
思考力を有する人がやることではない。感情的な行動に出れば、韓国での反日デモと同じことになる。

評論家の青山氏も言っていたが、集団的自衛権とは「当たり前の国にする」ということであって中韓以外のほとんどすべての国が賛成している。
一国だけの「個別的自衛権」だけでは他国の攻撃から自国を守ることが困難になりかねない。だから同盟国を作ろうとする。それによって世界は軍事バランスを保っている。
日本が「集団的自衛権」を確保することで、日本への攻撃がより難しくなって来るし、日米地位協定も改定しやすくなって来る。

日本国内で犯罪を犯した米兵が、勝手に帰国したりすることも少なくなる可能性が出て来る。
つまり米軍基地がある地方の治安が良くなるかも知れない。
航空自衛隊のスクランブル発進も、回数が減るようになるだろう。
中国やロシアは、日本へのちょっかいがし難くなるわけだ。
戦闘行為に至る危険性は、減る? それとも増える? さぁどっち?

炎天下に連れ出した子供さんが戦場へ行く危険性は、減る? それとも増える? どっち?


そして「河野発言」に関する問題だが、こんな騒ぎはもっと早くに起きるべきだった。
遅きに失したがために、慰安婦像とかクマラスワミ報告書などの課題まで日本は抱え込んでしまった。
これもまた「朝令暮改」を恐れたからだ。

自民党が作ったのは「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」(委員長・中曽根弘文元外相)という組織で、河野発言(談話ではなく、発表後の記者会見での発言のこと)を批判しつつ、慰安婦問題に対する政府の取り組みなどを求めている。
自民党は本日の総務会で提言を決定して政府へ提出するという。
このことを韓国系のメディアが聞けば、右だ右だと大騒ぎになるだろう。
しかし、これもまた異常な状態を正常に戻す作業であって、右も左も関係がないのである。

だから、話を整理すれば、異常な部分をほじくり出して正常にするための外科治療にとりかかろうとしているのに対して、治療を妨害しようとする動きがあるということになる。
異常なままの方が都合が良い者がいるからだ。
そのためにあらゆるデマを流して、民衆を間違った方向へ誘導しようとしている。

河野さん、年貢の納め時ですな。




日本の言葉

「日が暮れる」とは「太陽が沈んであたりが暗くなる。夜になる。」と辞書にある。
「暮れる」とだけ引いてみると、「季節や年月が終わりに近づく。」とある。
また「同じことを繰り返しして、時が過ぎる。あけくれする。」とも出ている。

一方で、悲しみなどで暗い気持ちのまま時を過ごすことを「悲嘆に暮れる」と言うし、どうしたらよいか見通しが立たず困ってしまうことを「途方に暮れる」とも言うらしい。
つまり「暮れる」という言葉は、終わるとか行き詰まるなどといったマイナーな意味が含まれているようだ。
だから年末のことを「暮れ」と呼び、それが過ぎ去るから「明けましておめでとう」となるのだろう。
まだ暗い夜を過ごしていた時代には、夜の闇には魔界を感じていたからだろう。

ところがここに「暮らし」という言葉がある。いわゆる日々の営みのことだ。
だとすれば人が生きて行くのはマイナーなことの繰り返しなのだろうか。
一日一日を終わらせて行くのだから「日暮らし」なのだろうか。毎日というのは消化するものなのだろうか。

単なる言葉の綾だよと鼻で笑われそうな、稚拙なことなのかも知れない。
だが、日本語の奥深さを考える者とすれば、つい踏み込んでしまう。

英語だと家も小屋も大統領の官邸でさえもが「House」の一言で済まされる。
「You」にしても、日本語では「あなた」「君」「お前」「貴様」いろんな表現があり、それぞれ違った意味合いを持たせてある。

「ごめんなさい」と詫びる場面でも、「御免」を「なさい」と言っているわけだから、相手の寛容を求めている表現になる。
ところが英語だと「I'm sorry」つまり「私は残念だ」という自分の感情を表現することになる。
新国立競技場のデザインを白紙にされたイギリスのデザイン事務所が「残念だ」とのコメントを出したとか。おそらく「sorry」と言ったことだろう。

「さようなら」とは別れの言葉だが、「左様なら」と文字に書いた場合、それは縦書きの手紙のことだ。それ以上左の空白部分に文字を書くことがないという意味になる。
なぜ「こんにちわ」ではなく「こんにちは」なのかというと、続きがあるからだ。「今日は、天気が良いですね」だとか「今日は、日柄が良いですね」などといった挨拶言葉のきっかけを作っている。
だから帰宅した時の「ただいま」も、正確には「ただいま戻りました」となる。

「ありがとう」は良いね、良くできた言葉だ。
英語だと「Thank You」直訳すると「あなたに感謝する」となる。中国語では「謝謝」そのままだ。
ところが日本語では「有難いことだ」と表現する。「有難い」と言うのだから「普通ではそうそう無い事だ」という意味であって、非常に敬っている姿が浮かんで来る。
だから「ありがとう」は実のところ自分への独り言のようなものであって、相手に語り掛ける形は採っていない。
実際に行動に移そうが心の中であろうが、合掌している姿を想像してしまう。
「Thank You」とは重みが違うように感じるのは、私だけだろうか。

しかし、私は学生の頃から引っかかっていることがある。いまだにはっきりしない日本語がある。

それは「前(まえ)」と「後(あと)」の使い方。

「以前」「過去」のことを「前(まえ)」と言い、「将来」「未来」のことを「後(あと)」と言う。
これって変なんじゃないかと思っている。
過ぎ去った過去のことであれば「後(うしろ)」なのではないか。
これからやって来る未来こそが「前(まえ)」なのではないか。
もし過去が「前(まえ)」だとすれば、人間は背後に向かってバックしながら生きていることになりはしないか。後ずさりしながら。
「以前のことを『ふりかえる』」などと言われてしまうと、私の頭はパニックになる。(え? 振り返る? 前を? あなた、どっちへ進んでるの?)

だから「以前」とか「以後」だとかの単語が会話の中に入って来ると、私は一人で(あれあれ、どっちだ?)とうろたえることが稀にある。
理念としてとらえるのではなく「前方」か「後方」かというイメージが先行してしまうからだ。

こんなバカバカしいことを考えるのは私ひとりだけらしく、誰も相手にしてくれない。



ああ、今日もこのような無駄な時間を過ごして、一日が『暮れ』てゆく。
皆さん、ご機嫌よう。





ピンチヒッター

こういった見方がある。

輸出で儲けを出しているのがドイツ。しかしマルクのころのままだとマルク高になって輸出価格が高額になる。日本へ来ているベンツやアウディも、1.5倍くらいには簡単になって売れなくなって来る。
そこでドイツはEUに加盟してユーロという統一通貨に切り替えた。
このEUにはドイツのような優等生もいれば、スペインやギリシャなどのような劣等性もいる。
そのために本来であれば通貨が高くなるはずのドイツは、安い価格のままでドイツ製品を世界に輸出することができていた。
仮に今後ギリシャがEUから離れた場合、劣等生が減るのだからユーロは少しずつ高くなる可能性があって、それはドイツの望むものではない。
そういった解説を読む機会があった。

もしギリシャがEUから離れた場合、メルケルさん、うまい具合にひとり劣等生の補充ができる相手がいますよ。
それは韓国です。
韓国経済は絶望的になっていて、大企業は軒並み収益悪化。
来年までもたない企業が出るでしょう。理想的な劣等生です。

第一、韓国の銀行がほとんど外国株主で占められてるんだから収益が国内に流れるはずがない。
ダメですよあの国は。ダメにしたのは李明博。ようやく韓国国民も気が付きはじめた。竹島上陸の時には拍手喝さいしてたのに。
またIMFの世話になると国民は心配しているようですが、為替操作を無届けでやったためにIMFを怒らせてしまっている。
つまり助ける者がいなくなっているのが今の韓国。

ギリシャの代役を務めるにはもってこいの国ではないですか?

え、あそこは欧州ではない?

そこんとこ、なんとかなりませんかね。

無理? どうしても?

朴ちゃん、ダメだってさ。お宅、これからどーするの? 安倍ちゃんはカネ出さないよ。外相合意を反故にされたんだから。敵を作って回るからこんなことになるのさ。

日本には李明博ならぬ台湾の李登輝元総統が来られた。親善友好とはこういうことさ。

ばいば~い。






安保法制 その2

安全保障関連法案が衆議院を通過した。

国家の安全保障には3種類あって「軍事」と「食糧」と「エネルギー」だ。
これら3つの全てがかかっているのがシーレーンだ。
だから日米同盟を作って、国家の安全を守って来た。
そのことを日米安全保障条約と呼ぶ。
革マル派や中革派らが「安保反対」を叫んだが、日米安保があったからこそ日本は経済発展することができた。

日米安保というと何かアメリカだけに軍備を背負わせて、日本は守られるだけのように誤解している向きがある。
日本は在日米軍の駐留経費を大部分負担し、基地の用地を提供し、港湾施設を提供している。
横田基地などという広大な用地を提供している。

日米安保は不平等条約ではない。きちんとバランスしている。
そして重要なのは、これがすでに「集団的自衛」だということ。自衛隊だけで「個別的自衛」をやっているのではなく、すでに在日米軍と共同で自衛をやって来ているということ。
だから「今さら何を言ってるの?」と、私は首をかしげている。

さらに、この法案を通せば徴兵制につながるといったデマを流しているやからがいる。
どこをどう捻じ曲げれば「徴兵制」という言葉につながるのだろう。
繰り返しになるが、この日本はすでに「集団的自衛」をやって数十年を経ている。
それを法整備で整理しようとしているように私は理解する。
ただ、そうなると憲法との噛み合わせが悪い部分が浮き彫りになってくる。
それは安倍政権が悪いのではなく、行きあたりばったりで適当にやったマッカーサーに責任がある。
戦争放棄を謳いながら、朝鮮戦争が始まると警察予備隊を作らせたのはGHQだ。
日本の法体系はパッチワークで出来ている。
だからいっぺん整理する必要がある。そしてできれば憲法から。

ちなみに徴兵制について考えた。
徴兵とは、普通の生活をしていた一般国民を兵隊にするということで、短期間の訓練で素人軍隊を作るというものだ。
だから弱い。
大東亜戦争で負けた日本兵は赤紙一枚で召集された素人軍隊だった。人の殺し方など知るはずがない。
アメリカはベトナム戦争時に徴兵制を執っていた。
農夫や仕立て屋や床屋の青年がベトナムのジャングルに送られた。だから負けた。職業軍人ばかりではなかったから。
だからその教訓からアメリカは志願制に切り替えた。

現代は通信衛星などを駆使した長距離攻撃が主流になっていて、爆撃機よりも弾道ミサイルの時代になっている。
市街戦などではまだ歩兵が必要になるが、無人偵察機や無人攻撃機、あるいはロボット輸送車などがどんどん開発されている。
つまり徴兵などで素人同然の下級兵士を戦場に投入することは考えられない。
韓国も徴兵義務があるのは約2年間(陸軍・海軍などで若干の違いがある)で、その期間にたまたま朝鮮戦争が再開された場合は、大量の新米兵士が最前線に立たされることになる。
これで北の職業軍人に勝てるわけがない。
むしろ都会でのテロの危険性が高まっている。戦争の形態が明確に変化しているのだ。
テロリストに対処するのに素人が役に立つだろうか。訓練と教育を受けた専門家でなければ無理だ。

だから「安保法制」が「徴兵制」に直結するなどといった寝言は愚か者のデマでしかない。
もっと他の部分で「安保法制」を煮詰める必要があるのに、このようないい加減なデマで引っ掻き回されては時間の無駄でしかない。

現在の自衛隊員がこの法案を受けて、戦場に行く危険が高まったとして、妻などから頼まれて除隊を申し出るとする。
隊員数が減るから徴兵制が復活する、という三段論法だ。
しかしそもそも戦う意志がない兵を、持っていても意味がないのだから除隊されて結構。
それと全く同じ意味で徴兵で無理やり一般人を兵士にしても役に立たないことがはっきりしている。
だからこそ「集団的自衛」で同盟国の援助を求められるようにしておく必要がある。

徴兵制の恐れがあるのは、日本が「集団的自衛」を拒否して「個別的自衛」に走った場合のことだ。論拠がまったく逆になっている。
そんな簡単な仕掛けのことで国会が紛糾している。私にいわすれば「茶番劇」でしかない。
大声を上げている民主党の岡田氏は、完全に自分の考えに酔っているらしいが、「集団的自衛権=徴兵制」ではなく「個別的自衛権=徴兵制」だという簡単な理解が出来ないらしい。
もうこの「徴兵制」の議論は早々に捨て去るべきだ。無意味以外の何物でもない。愚の骨頂だ。

現在の法体系はパッチワークだと申し上げた。
どこかで整理して、正しい一冊のファイルにしておく必要がある。
ただしそれは憲法にかなったものでなければならない。
だから憲法を改正することも方法の一つであることを認めておかなければならない。

それともうひとつ。
最近何か「日本の自衛隊は優秀で世界的に見ても軍事力は高い」といったイメージ作りが進んでいるらしいが、これは「個別的自衛権で十分だ」という意識を植え付けようとしているように思えて仕方がない。
確かに国産潜水艦や国産戦闘機はかなりの水準に来てはいる。しかし日本に今もっとも必要なのは迎撃ミサイルであって、これは米軍の協力なくしては成り立たない。ロシアや中国が嫌っているミサイル防衛こそ、もっとも優れた「ディフェンス」であるはずだ。
そこをしっかり押さえておく必要がある。

たかだか数万人のデモで「これが民意だ」などと言ってるうちは何も解決にはならない。
民主党はデマを流すし、自民党はそれにうろたえるし、支持率が落ちるわけだ。

選挙権が18歳に引き下げられるんでしょう?
バカにしたもんじゃないよお二人さん(安倍と岡田)、彼らは新聞やテレビに騙されていないから。




プロフェッショナル「仕事の流儀」

私が現役だったころ、建築関係の仕事をしていたことはすでにお知らせした通り。
しかしこの分野は見事に細分化されていて、鉄骨やコンクリートやレンガだけでも一生をかけるほどの深みがある。
四国大橋を見たり東京駅を見るだけで、その技術力に圧倒されてしまう。

だから私はどれひとつとっても完成した知識を持っていない。
勤め先の言うがままに部署を転々とした。
鉄のこともコンクリートのことも木材のことも、上辺を触ったに過ぎない。
深みを掘り下げた分野は何もない。

たまにホームセンターなどで、イソ(ISO)ネジとミリネジの違いを聞かれた店員が困っていると横から口出しすることはあるし、鉄骨住宅に住む人がシロアリ業者から騙されそうになったら助言することはある。
しかし私は本物のプロではない。
すべからく中途半端なのだ。

ある日、親戚の子供から質問された。
「ねぇ叔父さん、材木を乾燥させるのにどうして水に浮かべるの?」
「それはね、材木の中にある水分は水に溶けるからなんだよ。邪魔なものが溶けたら早く乾燥できるんだ」
「どうして?」
「目薬を思い出してみな。水道の水で目を洗うとゴロゴロするだろう? でも目薬だとそんなことがない。浸透圧と言うんだ」
私が答えられるのはここまでが限界。
それ以上突っ込まれると、ギブアップになってしまう。

当時はまだ、自由水と結合水のことも知らなかった。
含水率というものがあって、木材が反ったり割れたりする境界線になるという。
全部木工業者の課長からレクチャーされた。
柱なら20%以下、敷居は18%以下、床板は15%以下だと教わった。
そんなことを知る社員は誰一人いない。
すべてが独学だった。

自分の限界を知るということは、謙虚さにつながるし偉そうにしなくて済む分だけ気が楽だ。
ただ、人の健康や生命に関わる仕事をしている人がいる。
そんな人は中途半端では許されない。

最近、住宅のクレームが増えているという。
新築物件が数年でおかしくなるのだそうだ。
建具の開け閉めが狂ったり、床が傾いたり。
この国からどんどんプロが消えている。
長引いた不況のためにリストラが進んで、高額なサラリーを取るベテランがどんどん職場から駆逐されていった。

あちこちの工事現場でクレーンが倒れる事故が多発していることはここで何度も指摘した。
トラック事故や長距離バスの事故。あるいは鉄筋本数をごまかしたビル建築。

先日はどこかの病院で、腹腔鏡手術で死亡者を出していた医療者が摘発されたし、この国からプロフェッショナルは急激に消えている。
失業者が増えるとタクシードライバーになるとか。
大丈夫ですか、そのタクシー。

文部科学大臣は、本当にプロなんだろうか。
早口になる総理はいませんか?



安保法制

安保法制で国会が混乱した。
日本の『議会制民主主義』は多数決を大原則としているので、基本的には議席を多く持った方の意見が優先される。これは小学校の学級委員選挙でも同じだ。誰でも知っている。
だからこの原則に添ったものである限り、強行採決ではあるかも知れないが違法ではないと言うことができる。間違いではないということだ。

さらに、現在の自衛隊法の交戦規定では、ポジティブリストを採用している。
これはざっくり言うと「コレとコレはやっても良いですよ(でもそれ以外はやってはいけません)」というもの。
世界の軍隊はネガティブリストと言ってそれとは真逆。「コレとコレはやってはいけません(でもそれ以外はすべてやりなさい)」となっている。

たとえば「捕虜を虐待したり殺したりしてはいけません」とか「国際条約で禁止されている兵器は使ってはいけません」といった原則を明記していて、「それ以外は禁止しません」となっている。
ところが日本の自衛隊だけは「攻撃されるまでは撃ってはいけません」となっている。外国の軍隊とは規則が逆になっている。
それは何故か。

実は自衛隊の前身は警察予備隊だった。だから警察の規範がそのまま持ち込まれた。だから許された行為が限られていて、それ以外のことは一切禁止された。
ところが朝鮮戦争が長引いて、在日米軍が日本を留守にするようになって米軍の要請で自衛力の強化を図るようになった。
つまり在日米軍を朝鮮半島に引きつけておいて、ウラジオストックあたりからソ連が日本列島に、あるいは樺太から北海道にやって来る可能性があったわけ。
軍隊を潰したり、自衛隊を強化したり、全部アメリカさんの都合によるもの。
そして昨今では、日本の自衛隊の「集団的自衛権」をアメリカは歓迎するまでになっている。
国防費の削減の必要があるから。それもまたアメリカの都合。
そして国会が混乱した「安保法制」の問題も、日米両国の間に先に密約があったからではないかと言われている。
密約と言うよりは、アメリカからの一方的な要求かも知れない。
ポチだからね、安倍政権はアメリカの。

ただし、「戦争ができる国にしようとしている」「子供を戦場に行かせない」と叫ぶ声は首をかしげざるを得ない。
もう一度上記を読んでもらいたい。
現在の自衛隊はポジティブリストという「縛り」で、敵のミサイルや銃弾が飛んで来るまでは攻撃ができない決まりになっている。
だから現在の規定のままでは確実に戦死者が出るように作ってある。
警察としての延長上に作られた組織だからだ。
警察がミサイル攻撃を想定していないことと関係している。
これって、現職の自衛隊員は非常に危険な目に遭っているということになる。特に中国人民解放軍なんてレーダー照射をしたり戦闘機を異常接近させたりして、何をやらかすか知れない軍隊。
これを相手にする限り、自衛隊員を守る方向へ規定を替える必要がある。
「子供を戦場に行かせない」ではなく「戦場を作らせない」が本当。
「殺さない」ではなく「殺されない」が本当。
ジャイアンがどうだスネ夫がこうだと幼稚な説明をするからややこしくなる。

自衛隊はどこから見ても立派な軍隊であって、世界に誇る装備も持っている。隊員の熟度も高い。あとは法規定の問題だけが残っている。
理想を言えば憲法を国民投票で改正してからの「安保法制」であるべきだった。安倍首相は順番を間違えた。
何故か、そこにアメリカとの期限付きの約束があったから急いだわけだ。

だから一連の日米同盟問題は、かなり胡散臭い部分は否めない。
韓国の朴政権が中国寄りになって反日や反米を繰り返した。そのことで安倍政権は助けられた面もあっただろうと思われる。
韓流ブームだった日本が、急転直下嫌韓になったのだから、どこかにプロデューサーがいたとしたら、さぞや腕の良い人だろうと思う。

ただ、ネガティブリストにするにあたってはシビリアンコントロールの担保がどうしても必要になって来る。
「走り出したら止まらない」という帝国軍という前科があるのだから。


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